笑える話のネタ: 気まずい雰囲気が変わる (RJ Books)
価格: ¥0
(まえがき)
だれかといっしょにいて、会話にこまったことがあるだろう。そういうとき、場の空気を変える方法はいろいろあるが、自然な話題を見つけるのは、案外むずかしい。あせっていると、頭の動きが固まってしまうからだ。相手とのあいだに気まずい雰囲気がただよいだすと、よけいにマズイ。それは相手も妙にキンチョーしているからだ。なにか言おうとしても、ますますぎこちなくなって、あとがつづかない。
そんなときの突破口に使えるのが、笑える話、おもしろい話、おかしな話だ。
「えー、そんなときに、ネタを言ったって、ウケないよ」
と思うだろ? ウケない。ウケるのが目的ではない。話のとっかかりになるトークテーマとして、ヘンな話をするんだ。その話がヘンであればあるほど、それに対して、なにか言いたくなるのが人情だ。だから、笑わせる話術はなくてもかまわない。
本書の著者名はシンプルに、
「花見優作+RJラボ」
としてあるが、ミュージシャン風に表記するなら、
「RJラボ featuring 花見優作」
といった感じだ。というのも、我々が花見優作のネタ帳を見つけたのがきっかけで生まれたからだ。読んだら、けっこうおもしくてね。どうやら、本人はこのままの形で発表するつもりがなく、しまいこんでいたらしい。
「内容が一般向けすぎる」
というのがその理由のようだが、我々からすれば、じゅうぶんに「ヘン」である。ぜんぜん、一般的ではない。メインは、
「想像してください」
というフレーズではじまる1日で書き上げられたネタ集なのだが(我々としては、そのままが気に入ってるのだが)、あまりにもかたよっているので、ちがうページに書かれてあったネタを少し加えて編集した。
じゅうぶんに想像しないと、あっというまにおわるぜ。1つ2~3行。長くても、数行のネタが30コだ。
それでは、想像してください……
◇著者略歴◇花見優作
作家。かつて発行していた『笑えるメールマガジン』は創刊当初からどんどん読者数をのばし、すぐに2万人を超えた。当時、読み物系のメールマガジンでは、ダントツでナンバーワンの読者だった。
『天才のしわざ』などWebでの活動が話題になり、メーリングリスト形式のファンクラブができるほどの人気を獲得。
電子書籍にまとめられた詩集は海外でも売れている。現在は(株)RJがマネジメントを担当している。
◇著者略歴◇RJラボ
専門はクラスター分析。さまざまな人間関係をタイプ別に分類、目的に応じたアプローチ法を提案する。
これまでかかわった企業は多岐にわたる。
大手芸能プロダクション、映像・IT関連、起業・新規事業のコンサルティング、営業職・販売職の育成、外資系メーカーのプレゼン研修、出版社グループの新人発掘など。
メンバーは雑誌や単行本にも寄稿、編集者からの評価も高い。