英国の挑発。ムラムラします。
★★★★★
「ロンドンは“永遠の反抗期”」
帯に書かれていたこのコピーが本書を最大限に言い表していると思います。永遠の反抗期、まさに。
今は昔ですが、私がブリティッシュファッションに目覚めた十代の頃から、というよりもっと以前から、本書に溢れている英国の真髄的なスタイルには、図太く筋の通った一貫したものがあるのだとあらためて思いました。ただのブリティッシュファッションファンとして、また(ファッション界ではないけれども)クリエイターの一人として、創作意欲を触発され挑発される一冊。カッコよくてムカムカ・ムラムラします。