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小説 ドラゴンクエスト4―導かれし者たち〈1〉 (ドラゴンクエストノベルズ)

価格: ¥980
カテゴリ: 単行本
ブランド: エニックス
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吟遊詩人「ホイミン」が語る導かれし者たちの物語。魔族の皇子とエルフの少女との悲恋。 ★★★★☆
ドラゴンクエストシリーズの小説版。4で3までの作者・高屋敷さんから久美沙織先生にバトンタッチ。

前作までのシリーズと比較して作家としての力量では久美先生のほうが上かと思います。
何と言いますか、「言葉遣い」というか「セリフ回し」が上手いです。
吟遊詩人・ホイミンが語る「導かれし者たち」の伝説。
「運命(さだめ)とは探求(クエスト)の道である」という言葉が印象的です。

アリーナが「ベルサイユのバラ」のオスカルと被って困りました。すなわち「男装の麗人」のイメージです。
一人称が「ボク」なんて言うから・・・・・。アリーナのキャラと違いますよ。
ピサロの過去が語られた部分はゲームを上手く補完していたと思いますが、久美先生の実力を見せるには次作の「5」まで待たなければならない・・・・。
昔読んだのだけど… ★☆☆☆☆
内容が同じの様なのでレビューを書かせて頂きます。

当時小学生だったのでギリギリ理解出来る年齢だったのですが
“クリフトがアリーナを生け贄になれない様にする為”に性的な行動を取ります。
(ブライに杖で殴られて未遂に終りますが。)

読んだ時、顔を真っ赤にして羞恥し、凄まじい嫌悪感を抱きました。
読みたがる妹に「大きくなるまで読んでは駄目」と本棚の上に置いて放置。
一応最後まで読みましたが続きを買ったかは記憶にありません。
ですがこの新装版の購入予定はありません。

筆者はクリフトが嫌いなのか、今で言う「ヘタレ」と認識していたのか、
それともそういうキャラとして扱いたかったのかは分かりませんが
クリフトファンにとっては最悪です。
私的にはクリフトなら“姫様の代わりに女装して生け贄になる”という行動を
選ぶと思うのですが…。
(あくまで私的意見ですが今に至るまで同人誌などでこちらの方法を取る漫画を
描かれる方々がかなりいらっしゃりました。)

小説だけならもう読まなければ良い事ですがご丁寧に
小説オリジナル設定「クリフトは高所恐怖症」
が移植時に原作ゲームに組み込まれてかなりショックを受けました。

昨今DS版が発売されましたが「高所恐怖症」は健在だろうな、と思うと買う気が
全くしません。

長文失礼致します。あくまで個人的な意見なのでお気を悪くされた方が
いらしたら申し訳ございません。
どこが気になるか!? ★★★★★
前半部分のピサロ視点等における魔界の勢力争いや、エビプリ関連の描写はゲームでは描写されないオリジナルと知りつつも、ピサロの凄さとかロザリーとの恋愛模様等が一見綺麗に、それでいて生々しく実際は書いてある辺りは、小説における“カッコ良い事と分かり易い事の両立の難しさ”を純粋な読み手にしろ、素人とはいえ書く人双方に鮮明に見せてくれます。

ピサロ=光源氏趣味とも取れる描写を敢えて簡単にはそうは見せない辺りに、作者のこの手のタイプ好きが見え隠れしてしまう…というのは意地悪な見方ですが、逆にこの手の美形キャラが嫌いな人は冒頭部分は絶対にすっ飛ばして読む事を勧めます。

1章のライアンはひたすらに男らしく、それでいて美しい。
男同士の友情とか、年齢や種族を超えた友情…友を大事に思う心を鮮明に描写し、それでいて人間がどう自然や動物を捉えるのか? という核心的な部分にそれとなく触れてくれます。
恐ろしい魔剣というオリジナル設定が各種に目立ちますが、逆にこのオリジナル設定が原作における実直な王宮戦士ライアンという性格を小説的に映えるキャラにしっかりと彩る事が出来た点は熟考の賜物とも言えます。

序章部分なので、全体評価は避けますが、この4の第一巻が読破出切れば一般に天空編と呼ばれる3部作のオフィシャルノベルは読みきれると思います。
  ★★★★★
久美氏が書く風景は非常に色彩豊かで、想像力が豊富な方なら
美麗な情景を思い浮かべることができると思います。

1巻には妖魔の皇子であるピサロ、エルフの王女であるロザリー、
王宮戦士ライアンと人間にならんと欲すモンスター・ホイミン、
サントハイムの王女アリーナとその従者ブライとクリフト、それぞれの
心情と物語が若干のアレンジを含めつつも原作のゲームにそって書かれています。

ちなみにこのシリーズは1992年発行の全四巻小説ドラゴンクエストIVを
加筆訂正して三冊に再構成した物です。
ドラクエしたことが無い人にもおすすめ! ★★★★★
『低く垂れ込めた空が、淡紫色のにじみ絵となる夕暮れ時。遥かに連なる山々の稜線は、どこまでも続く大地の波……。』
私はこの本を手にとり、冒頭を読んだ時、思わずため息を漏らしてしまった。な、なんて美しい表現なんだっっっ!!!
おそらく紫式部とかすごい読みまくっているんだろうなあという文章。

ホイミンが謡うというニクイ演出の、所々に散りばめられた詩も素晴らしい。
原作を裏切らず、活かしながらのオリジナル加減もおもしろい。
久美沙織さんの他の作品も読んでみたいとおもいました。

ライアンがすごいかっこよくてしびれました。