分厚いホーン・セクションは聴きです!
★★★★★
サド・ジョーンズとメル・ルイスの双頭ビッグ・バンドによるヴィレッジ・ヴァンガードでのライブ盤です。ジョーンズのコルネットを始め、5本のトランペット、名手ボブ・ブルックマイヤーを頭とするトロンボーン3本、プラス、バス・トロンボーン、ジェローム・リチャードソンのソプラノ/フルート、ジェリー・ドジオンのアルト/フルート、エディ・ダニエルスのテナー、ペッパー・アダムスのバリトン!と素晴らしい名手の集まりです。当然この盤の1番の"聴き所"は分厚い"ホーン・セクション"にあると思います!アンサンブルの切れも最高で聴いていて楽しくなる事は間違いありません。スタートの"The Little Pixie"からもうヒート・アップ状態。演奏が進むに連れて聴衆が盛り上がっていく感じも良く伝わってきます。ローランド・ハナ(P)、リチャード・ディヴィス(b)、メル・ルイス(Ds)のリズム陣のまとまりも素晴らしいの一言です。久し振りの再発で、これは即買いでした。ビッグ・バンド・ファンのみならず、全てのジャズ・ファンに聴いて貰いたい1枚です!