兵士たち、幽霊たち: ~アンブローズ・ビアス傑作選Ⅰ~
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アメリカ文学最高の短編作家の一人、アンブローズ・ビアス。数々の名編が新訳で甦る!
代表作「アウルクリーク橋の出来事」、芥川龍之介「藪の中」に影響を与えた「月下の道」を始め、サスペンス、ホラー、SF、ファンタジーなど、ジャンルを問わず現代の娯楽小説の基礎とも言うべき作品を数多く残した短編の名手、アンブローズ・ビアス。短いページ数の中に巧妙なひねりをきかせ、読者を独自の小説世界へと誘うその絶妙なストーリーテリングは、21世紀の今なお色褪せない。本書では、ビアスの主要なモチーフである〈戦争〉と、〈幽霊談〉の中からそれぞれ10編ずつ、20編を収録。大ボリュームの傑作選第1巻、堂々の刊行!
収録作品
「行方不明兵」、「マカーガー峡谷の秘密」
「空駆ける騎兵」、「右足の中指」
「コールター・ノッチの戦い」、「カルコサの住人」
「死闘」、「月下の道」
「アウルクリーク橋の出来事」、「壁の向こう側」
「チカモーガ」、「シロップの壺」
「ある良心の物語」、「荒野の訪問者」
「戦火を忘れて」、「夢幻の世界」
「レサカに死す」、「三足す一は一」
「ものまね鳥」、「ハルピン・フレーザーの死」
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判型:BOOKS桜鈴堂/ALBUM003
2014年5月18日初版第1刷発行
ページ数:389 (KENPC換算)