短期的に使える1冊
★★★★☆
練習をしているとどうしても自分の趣味の範囲内におさまりガチだと思います。
例えば私はバップをメインにアドリブを構築してきましたが、それ以外になるとてんで弱くなるのが弱点でした。
しかし、様々なジャズまたはそれに順ずる音楽を網羅的に扱っているため一気にサウンドの幅が広がった気がします。
ただし、この1冊で練習はバッチリ!といった類の本ではありません。
広く浅く取り上げているので「自分の弱いところ、足りないところはどこか?」という使い方には最適だと思います。
特に私のように中級者、つまりセッション等で問題なく吹けるけど毎回同じようになってる…という壁に当たってる人は最初の一歩としてはとてもいいのではないでしょうか。
この本で自分の使えていないサウンドがわかったのでその面を強化する練習を他の教則本で補う、というのがベストな使い方だと思います。
練習しやすいっ☆
★★★★★
アルトのもトランペットのももってるので、
ノリでテナーのもかいました☆
とにかく音源の音がよくって(特にベース)、すごくレンシュウしやすいです。
やっぱ16小節ってとこがやりやすいですねー。
よんでるだけだとあたしみたいな初心者もどきにもできそうに見えて、
なかなか挑戦しがいがありますねー。
前に出た2作と同じく、これも買いです。
これでもかってくらい理論っぽいことが書いてますけど、
あたしはとりあえずフレーズのレンシュウとキソに集中します。
ひととおり吹けるようになったら理論のところ読んでみます☆
充実の内容 (初心者には不向きです)
★★★★★
タイトルだけ見ると、「また、美味しいところだけつまみ食いした本か?」と思わないでもないが、内容は非常に実践的。練習課題のフレーズもユニークだし、音源も素晴らしい。課題のフレーズも有名スタンダードの進行を用いているので実用的でもある。
岡淳氏のプレイもスイングから、モダンまで見事に吹き分けていて、それだけでも思わず唸ってしまうほどの実例集。
この本は初心者向けではないので、楽器を始めたばかりの人には難しい内容。せめてメジャースケール12キー、各ダイアトニックスケールなどが、ある程度自由に吹けないと最初の課題で止まるでしょう。