【復刻版の原本】
この電子書籍は、以下の書籍の版面を複写し、シミ、ヤケ、活字のかすれ等をできるかぎり修正し、読みやすくした復刻版です（版面固定型）。
　谷崎潤一郎全集第6巻（中央公論社　昭和33年6月20日発行）
※　解説は収録しておりません。
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【解説】
　「異端者の悲しみ」は、谷崎が、「予が唯一の告白書である」としており、その父母、妹と作者自身のことを描きだしている。半自伝的な意味での学生生活を描いた作品のひとつ。

【収録作品】
異端者の悲しみ
ハッサンカンの妖術
人面疽
魚の李太白
西湖の月
呪われた戯曲
小さな王国