〈サピエンティア〉空間経済学
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●東洋経済新報社の新しい経済学テキストシリーズ〈サピエンティア〉
●気鋭の経済学者の書き下ろし、空間経済学の入門テキストの決定版!
●新貿易理論、新経済地理学から最新の理論モデルまで、コンパクトに解説
●各章末に演習問題付き(解答は東洋経済新報社サイトにて公開)
「伝統的な経済学では、ある地点における財の生産・消費に焦点が当てられ、空間は捨象されている。一方、空間経済学は複数の地点における需給均衡を同時に分析する。したがって、異なる地点間の距離によって生じる取引費用が、経済活動やその分布にどのような影響を与えるかが主な研究対象である。」
「海外直接投資、多国籍企業、タスク貿易といったグローバル化の時代に生まれた新しい生産形態を考える上でも、空間経済学の役割はますます重要になってきている。」
「本書は……新貿易理論と新経済地理学の基礎的内容の解説から始める一方、2000年代以降の新しい流れにも配慮している。特に、国の間を自由に移動できる資本の存在は、現代経済の大きな特徴の一つであり、それを明示的に取り込んだモデルの解説に注力した。またそれ以外にも、フロンティアの研究成果を可能な限り紹介しようと努めた。」(「はしがき」より)
【主な内容】
第1章 序論
第2章 新貿易理論誕生の背景
第3章 ディクシットとスティグリッツの独占的競争モデル
第4章 1要素モデル:自国市場効果と厚生
第5章 2要素モデル:資本移動と企業立地
第6章 新経済地理学と均衡の安定性
第7章 核・周辺モデル
第8章 準線形モデル
第9章 労働費用がもたらす再分散
第10章 都市費用がもたらす再分散
第11章 多産業の空間経済
第12章 企業間連関と立地
第13章 空間経済モデルの応用
第14章 さらなる勉強のために