科学というより、ビール大辞典?
★★★★★
日頃からビールを飲んでいてもあまりビールについて知らない。本書ではビールの作り方から種類、注ぎ方、飲み方や健康についてまでビールの全て!といって良いほどの情報が満載されている。ビールを飲むときの正しい姿勢!まである!!家庭でのビールのつぎ方決定版などすぐに役立つものもあり、ビール好きには永久保存版といって良いほどの本。
ビール豆知識集
★★★☆☆
ビールの歴史、味の秘密、作り方、発泡酒の難しさ、等々、サッポロビールの
研究所が纏めたビールの豆知識集。
特に、飲み方と注ぎ方のポイントは参考になります。
飲み方:冷やし過ぎに注意、泡が消えないうちに飲み干す、きれいな泡にはグラスも重要。
注ぎ方:ジョッキを垂直に→作った泡を持ち上げる→再びジョッキを垂直に、で泡30%を目指す。
居酒屋で話したくなるネタ満載です。
ビールと一緒に楽しむ本
★★★★★
この本を飲みながら、一人ゆっくりとビールを飲むと非常に良いひとときが味わえました。
広く浅く書かれてるんで、そんなに難しくは書いてません。
違う視点からの楽しみ
★★★★★
サッポロビール本社(恵比寿)にある恵比寿麦酒記念館に行った際に、この本を購入しました。
ビールの歴史、科学、効用、楽しみ方など幅広い視点で書かれています。
ビールの種類やおいしく飲む秘訣は、読むだけで楽しむことができます。
全体を通じて感じられるのは技術者たちのビールへの情熱です。
現状に満足することなく、常に新しいことに挑戦し続けたからこそ、発泡酒や第3のビールのような新ジャンルを開発できたのだと思います。
制約があるからこそ新しい分野が誕生するし、素晴らしい商品が生まれるのだと感じました。
泡の消える前に
★★★☆☆
ブルーバックスを買っといてそりゃないよ、だけど、科学を語りすぎても泡が消えてしまいます。
鮮度の保ち方や製造工程の説明は、メーカーの方の原稿なので最新の技術が紹介されているのだけど、ビールがおいしくなる話ではなかったかな。ビールをおいしく飲む姿勢とか、科学的にはあるのだろうけど、そうはなかなかいかないですし。意外とカロリーが少ないとか、意外と健康にいいとか、同じ科学の話でももう少し入りやすい章立てにしてもらえると、文系のボクにももっとスイスイ入ってきたかも。
ところで、「キレ」にあたるとされているドイツ語Schneidigkeitは、ドイツ人も知らないようでした。そもそも、ドイツでもビールといえば「コクとキレ」だと言えるのでしょうか?ビールがあまりに分析の対象となってしまっていて、多様性とか文化的な配慮がちょっと足りないかも、ってこのあたりからは感じてしまいました。