実は、ワンピースは10巻のころまでしか読んでいません。ゾロサンでもありません。
商業誌で活躍されている夏目イサクさんの同人誌というだけで買いました。
感想は、非常によかった！です。さっすが！と思います。サンジがめちゃくちゃかわいいです。ちょっとしたところの反応がキュンキュンきます。例えばゾロと恋人同時になって以降、仲をひた隠しにしていたのに、ナミもロビンもとっくに知っていた、とわかった時。「今まで知られてないと思ってふるまってた自分が恥ずかしい〜」と言って泣くあたり（女々しい泣き方ではなくギャグテイスト）繊細でかわいいです。それにくらべてゾロはカラッとしていてとてもいいバランスです。
同じカプの話がずーっと繋がっているので、とても楽しめますよ。
ワンピの裏側は実はこんな？って錯覚するくらいキャラの特徴もつかんでいると思います。
なんだかゾロサンにはまってしまいそうな気がします。

同人誌作品はとぎれとぎれのその場だけの話が多い中で、これはゾロサンの馴れ初めから微妙な心の動きを丁寧に書いてあって、1冊で１つのストーリーになっていて、なかなか読みごたえがありました。

剣豪として世界最強を目指すために自分自身に向き合い正直で無骨なゾロと、料理人としてみんなにサービスして喜んでもらうことが好きで、見かけの態度とはちがい実は繊細なサンジ、オリジナルのワンピースでのキャラクターもうまくつかんで発展させて、（ホモでエロなのは別として）本当に外伝としてありそうなリアルさが良かったです。

読んだ後もう一度ワンピースを読み返したりして、ひとつで二度おいしい作品でした。

同人誌の再録本です。
かなり分厚くてずっしり。
139版ゾロサンの馴れ初め話で1冊まるごとシリーズものです。

スカーンとストレートなゾロとごにょごにょもんもんするサンジ。
さわやかでかわいくキュンとします。
最後のお話のサンジがもうたまらないですよ☆いじっぱり乙女。

普段ゾロサンを読まないのですが
139さんの魅力が満点で買ってよかった ^ ^ おすすめです☆