バック演奏が素晴らしい。メンバーは、アルバム『セックス・マシーン』の後半に収録されたライブとほぼ同じ(つまりオリジナルJB’Sではない)だが、それを遥かに超える演奏を繰り広げています。
なんといっても「オリジナル・ファンキー・ドラマー」クライド・スタブルフィールドが驚異的で変幻自在で素晴らしくファンキー。さらに「個人的には最高のファンク・ギタリスト」ジミー・ノーランのギター。ベースのチャールズ・シャレルが意外にもかっこいい。そしてメイシオ。
これら名手たちが繰り広げる演奏には、70年代のライブ盤にはない熱狂があります。本編もこれでもかと言わんばかりに高速ファンキー・ソウルが連発されてあっという間に終わってしまう。分氡?嶺となった「セックス・マシーン」以降の余裕を持った演奏とは一線を画すスリルがここにはあると思います。JBはシャウトが素晴らしいだけでなく、MCがかっこよすぎる。「Say it loud, I'm black and I'm proud」の前の曲紹介は是非聞いて欲しいです。