ポストキャピタリズム―資本主義以後の世界
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英国のトップジャーナリストによるベストセラー、待望の邦訳。
人類史上初のチャンスをもたらす「プロジェクト・ゼロ」=資本主義以後の世界を探る。
【本書への賛辞】
たとえ、あなたが現在の資本主義システムを愛しているとしても、本書を無視するのは間違っている。
本書の主張は、右派と左派も分け隔てなく幅広い読者層を得るだろう。
――ジリアン・テット(ジャーナリスト・元フィナンシャル・タイムズ アメリカ版編集長)
これまでとは違う真の選択肢を導き出す独創的、魅力的、刺激的かつ活気ある明確なビジョンである。
――ナオミ・クライン(ジャーナリスト、『ショック・ドクトリン』著者)
ポストモダニズムなど、さまざまな『ポスト○○論』の流行が去った後、
メイソンは、唯一本物のポスト論である『ポスト資本主義』と恐れることなく向き合った。
――スラヴォイ・ジジェク(哲学者、精神分析家)
【「プロジェクト・ゼロ」=資本主義以後の世界とは?】
●機械や製品の製造コストはゼロ、労働時間も限りなくゼロに
●生活必需品や公共サービスも無料に
●民営化をやめ、国有化へ。公共インフラを低コストで提供し、単なる賃金上昇よりも公平な財の再分配へ
●ベーシック・インカムで、劣悪な仕事は姿を消す
●並行通貨や時間銀行、協同組合、自己管理型のオンライン空間などが出現
●経済活動に信用貸しや貨幣そのものが占める役割がずっと小さくなる etc
【主な内容】
プロローグ ポスト資本主義はユートピアではない
第1部 資本主義の危機と歴史の循環
第1章 新自由主義の崩壊
第2章 コンドラチェフの長い波、短い記憶
第3章 マルクスは正しかったのか
第4章 長く混乱した波
第2部 機能しない情報資本主義と無料の世界
第5章 ポスト資本主義の予言者
第6章 無料の機械に向けて
第7章 美しきトラブルメーカーたち
第3部 新自由主義からプロジェクト・ゼロへ
第8章 資本主義を超える経済への移行
第9章 パニックには理性的に
第10章 プロジェクト・ゼロ
謝辞