車を運転しながらFM77.1を聴いていて、内容が面白かったのでテキストを買いました。 「分子運動論からだけでは気体の状態方程式は求まらない」とか、「熱力学は数学のように勉強するのが良い」というのが第一回の講義にあり、惹きつけられました。熱力学へのアプローチがいくつか紹介され、その中でこの本（講義）がどのような立場に立っているのか明確にされているのも良かったです。 これまで、熱を動力に変える学問というイメージがありましたが、さまざまな分野に対して応用できるようです。 漠然としか理解していなかったことを理解して、応用できるようになって、いずれは子供たちとこの本を使って話ができたらいいなと思います。