■あらすじ
永井雄介は、幼少の頃よりあらゆる困難から逃げ続けてきた。
ゲームに没頭し、マンガを描き、現実逃避の手段として勉強をした。
彼はやがて京都大学に入学。そこで出会った文学部の三倉と意気投合、そして三倉の連れてきた農学部の田中は二次元の世界をこよなく愛し、その軸が一切ぶれない「神」だった。大学デビューして合コンに精を出し「チンポの指す方へ」突き進む杉本、汚い世界を認められない、夢見がちな清楚系の女子大生田原など、他にも様々な人間と関わりながら、永井の大学生活は腐敗していく……。