「サバイバル」（さいとうたかを）という漫画を好きな小学校４年生の息子が本書を発見し夢中で読んでいる。

内容は、空き缶でご飯を炊く方法や海水から真水を作る方法、石を使った調理法などサバイバルに関する多くの解説が網羅されている。
図が多く漫画も挿入されているため、小学生中高学年から十分に理解できる。
きっと大人が読んでも（自然で遊んだ経験などもあって）楽しめる内容。

人生において何が起こるか分からない中、こうした自然を利用して生き抜く方法などは知っておくべきであろうと思うし、様々なサバイバル術を知ることで自然を理解する一助になるのは間違いない。
また、庭や近隣の林などで容易に試すことのできるものが少なくないため、親子でやってみるのもいいかも知れない。

因みに、我が家では庭で空き缶を使ってご飯を炊いてみることを息子と約束したため、実践する予定。
こうした体験は生涯忘れないものになるかもしれない無形の財産になりそうである。
自然が好きな子には是非買ってあげて欲しい一冊である。

少年の頃にあこがれた秘密基地や筏の作り方から、料理、狩猟、釣り、ロープワークなど遊びながら学べるアウトドアの方法を図解でわかりやすく説明してありました。特にファーストエイドなどは、緊急時にすぐ使える実用的なもので、また、地震などの災害時に、この本の知識があればかなり役に立つハズ。少年だけでなく、少年の心を持った大人にも、ぜひ読んでほしい１冊です。