こちらの評価を見て買ったのですがビックリするくらいクスリとも笑いが起こりませんでした。
こんなことってあるんですね。

むしろ一昔前の勢いだけのギャグ漫画のようでかなり寒いです。２巻も同様。
漫画マニアの友人にも反応を試みましたが「数ページ読んだだけで無理。」とおっしゃってました。
東京系の笑いかどうかはわかりませんが（私は典型大阪人）１度読んだだけで売りました。

レビューの評価高かったので買いました。
一言で言えばがっかり。
美川べるの先生といえばアンソロジーで活動されてますがそっちの方がはるかに面白かった。
あの作家さんだから面白いかなと思ってたら大間違い。
大人買いせずに試しに一冊買って良かったです。

私は普段小説を買うタイプで、漫画は滅多に買う事が無いんです。特にギャグ漫画は。
けれど、美川べるのさんの漫画だけはいつも買っています。
微細に張り巡らされたギャグがとても良く、１Ｐ１Ｐごとに笑わされます。
少し難しいネタなどがありますが、それ抜きでもとても面白いです。

著者の作品は、「漢式青春ばくはつ劇場」を読んで知ったのですが、
私的にこちらの作品のほうが好みですね。
最初の何話かはまぁギャグ漫画ってもこんなもんかな〜と高をくくっていたのですが、
ページが進むにつれてもう声を出して笑わずにいられないという傍目から見たらかなり危ない人状態で読み耽ってしまいました。
ギャグ漫画でここまで面白ければ言うことありません。

ミカベルさん、大好きですが…ごめんなさい。
ストレンジシリーズは、いまいち美川さんの面白さ出てない気がしました…。
というのも、私的にマニア心を掠める様に擽り、爆笑を誘うのがミカベルさんの好きな所だったので、オリジナルともなると範囲が一気に広がり好き放題＆いつにも増してネタがマニアック過ぎるため、元ネタを知らない人と一般読者は、ちょっと置いてけぼり気分。

4コマでは、1本ずつに考え得なかったようなオチがきて思わず噴出していましたが、長編ストーリーものでは、若干読んでいると疲れてきます。（HP削り取られていきました）

マニアネタを求めない乙女は『漢式じゃない方の青春ばくはつ劇場』をミカベルさんの神的オチで爆笑したい方は『アンソロ』系をお勧めいたします。

本編とは関係ありませんが、こちらを連載される前アンソロや同人作中で『雁えりかさん』『東静馬さん』等と絡んでいるのが楽しかった^^仲良いんだなぁと。