初
★★★★★
初カキですが・・・
今回のえむえむっ!8.5巻はゲームの世界にはいって闘います、歌います、冒険します
太郎のM度も相変わらず、ずば抜けています
表紙買いでも、はずれない
それがえむえむっ!
マンネリ化?
★★★☆☆
美緒と嵐子が、どんどん「いらない子」化している本作ですが、
太郎に対する反応に、全く変化を見せないこの2人は、はっきり言って飽きてきた。
この2人が退場するか、変化しない限り話の進めようが無いと思う。
七葉は、順調に(?)変化してるのに。
変態 → ド変態 → 変態神への華麗なる転身
★★★★☆
短編集ではなくサイドストーリー的な内容。本編に影響を与えるような進展はないので読まなくても支障のない作品ではある。しかし、本シリーズの爆笑要素はたっぷりあって本編同様面白いことに相違ない。むしろ本編から外れているからこそ気兼ねなくへんてこりんな設定やストーリーを作者は紡ぎ、読み手もそれを楽しむという構図が正しいのであろう。前巻を受けての太郎や嵐子の処遇や美緒先輩の動向を気にしつつ、一息のブレイクとして楽しむ『えむえむっ!版RPG』である。
発端は柊ノアと日村の発明部コンビの些細な口喧嘩であり、これに悲観した日村が実験段階の体感型ヴァーチャルRPGマシン内部へ引きこもった事態である。実験段階という設定と日村の理想郷実現のためのプログラム改変という仕様により内部世界が本シリーズらしいイタさと残念さに溢れているのが面白い。太郎のジョブなどは「ここに来てもやっぱりそれか」と憐れみすら誘う。そして、ここで辰吉や由美にも活躍の場を与えて程良く総出演にしているのは相変わらずの巧みさなのだが、日村とは違った意味でこの世界に自分の存在意義を見出だす辰吉の扱いは上手いなぁと思った。みちる先生も活躍(?)しているし、クライマックスの太郎にも、改変された何でもアリな状況とはいえカッコ良く(?)変態的に見せ場がある。日常世界に戻った後のオチも含めてかなりグダグダな話ではあるが、まぁ、これはこれで良いんでないかい?といったところ……かな?
中間には最近定番化しつつある太郎と七葉の話がある。順調にフラグが立っていく七葉だが、作者的には七葉を今後どうしようと言うのだろう。ノアもそうなのだが、太郎争奪戦は混沌とするばかりである。ま、面白いからいいんだけど。むしろ砂戸家の姉&母の暴走で大笑いしたかったのだが今回は控えめなのが残念だった。