トモモのお気に入り
★★★★☆
最小単位の素粒子から掴み切れない大きさの宇宙まで話をつなげちゃうスケールの大きさとかつ判りやすさでお勧めです。特に宇宙誕生の時の物質と反物質がぶつかりあって残ったごみで自分たちの体が出来ているとのコトでミヨーに納得。
ぶっくぶっくの読書
★★★☆☆
この20年くらいで宇宙・天文学に関する人類の知識は飛躍的に高まりました。ハッブル宇宙望遠鏡、WMAP、すばる望遠鏡などの観測機器による発見・仮説検証が続出しています。
大きな宇宙を知るためには、小さな素粒子のことを知る必要があるようです。本書は、宇宙に関する最新知識を著者の専門である素粒子物理学を通じてわかりやすくまとめたものです。
誕生直後の宇宙を知るためには、素粒子の種類や素粒子に働く力の法則が分かれば宇宙の成り立ちが分かる。逆に、宇宙の現象を観測することで素粒子の謎も明らかになる。「宇宙はどう始まったのか」「宇宙はこれからどうなるのか」という人類永遠の疑問に挑んでいます。
My Favarite
★★★★☆
久しぶりに理系の本に挑戦したが、難しい問題をこれほどやさしく表現してくれる著者に関心させられ、いつの間にか夢中になって読破しました。
時には、素粒子物理学とか宇宙とかまったく日常生活から離れたことを考えてみるのも発想の転換になってよいと思います。
おすすめ堂
★★★☆☆
宇宙というのは限りない夢とロマンを誘います。その宇宙が一体何でできているか。そしてどのようにできたのか。といった謎に迫ります。
一般向けにわかりやすく書かれているとはいえ、素粒子物理学はやはり難解な部分があります。
それでも最先端科学の世界を垣間見るために一読をおすすめします。
A慶堂
★★★☆☆
あちこちで取り上げられている通りいかにも「入門書」すぎて、内容的には少々もの足りなかった。この本でこの分野に興味を持ってくれたら、というスタンスで書かれていると思うのだが、それにしては筆致が抑え気味というか、もっと演出たっぷりにした方が好奇心をそそったのではなかろうか。まあ、質実剛健で好ましいといえば好ましいけど。後半はいろいろと言葉で説明するだけではなく、図やイラストを多用して図解して見せた方が理解しやすかったかも。それはそうと、量子力学の話題を取り扱っているのにシュレーディンガーが名前だけの紹介で終わっているのは、もしかしたら初めてかもしれない。ネタ的にもう新鮮味がないということかな。
基は何なのか
★★★★★
小さいころから宇宙には関心がありました。アインシュタインの相対性理論を読み余計にわれわれ人間の基は何なのか。しかしながら科学が発達し人工衛星・探査機で宇宙が少しずつ判ってきましたがまだまだ謎が多いことを判ってきました。多分私の生きているうちにはとけないと思います。
新商品マニア
★★★★★
なるほど素粒子とはそういうものだったのか?と物理学素人にもやさしく解説。ニュートリノの小柴教授、益川・小林理論など日本人ノーベル賞受賞の先生の研究していたことが良くわかりました。宇宙って奥が深いと改めて思います。