子供のうまれた人に
★★★★★
これから子供を育てる人に読んでほしい。
愛情を注げば注ぐだけ、
こころが豊かになる。
肌に触れることによって、
傷ついた心は癒され、
健康な心は育まれる。
すばらしい啓蒙書だと思います。
思わずパパ、ママにプレゼントしたくなる本
★★★★★
内容も構成も良いので、ストレスなく読める本です。
それでいて、大変役立つ情報満載!実用的!万人ウケする本です。
「読んで良かった〜」そう思わせる本です。
パパか、ママがこの本を読んで、スキンシップの大切さを認め、
適切なスキンシップを積極的に子育てに取り組む家庭が一つでも増えることを願います。
親戚に新米ママがいるので、プレゼントする予定です。
(いや、プレゼントしなくても、スキンシップ多そうだけど・・・、念のため。
きっと喜ばれると思います。)
父親になる男性へのプレゼントにも最適!
★★★★☆
子供が生まれて買いました。抱きしめること、触れること。
母親であればしなくてはいけないからするのではなく、ただそこに
いるだけで抱きしめたくなるでしょう。
でもそれがどういう効果があるのかというのも科学的な面から説明
されるとまた自分のやっていることに自信が持て、本当に必要なのだと
思えるのもよいと思います。ふーんと思うこともたくさん。
心より頭が先の男性には特におすすめ。
私は赤ちゃんが生まれてくる家庭のお父さんにプレゼントしたら
喜んでもらえました。
くすぐりの効用
★★★★★
我が家ではよく子どもたちをくすぐって笑わせています。
我が子たちは、ギャハギャハよく笑います。
くすぐっていて気づきました。
同じくくすぐっても、とっちゃんよりはっちゃんの方が激しく笑うんです。反応がいい。
そう言えば、産まれたばかりの赤ちゃんって、くすぐっても笑いません。
はっちゃんやとっちゃんも、生後半年過ぎるあたりからくすぐりに反応するようになったと記憶しています。
自分で自分をくすぐってもちっともくすぐったくありません。
他の人にくすぐられるからくすぐったいのです。
物理的刺激としては変わらないのに、自分でくすぐるのと、他人にくすぐられるのとでは、まったく作用が異なるわけです。
だから、くすぐりに反応するってことは、自分と他人の区別がつく、ということです。
また、くすぐったさって、誰にくすぐられるかによっても変わります。
親しい人、愛情を感じる人からくすぐられると気持ちよくて大笑いしますが、嫌な人からくすぐられても笑わないどころか不快感まで感じてしまう。
実際、実の母親でも普段からのスキンシップがほとんど無い場合、子どもはくすぐられても笑わないそうです。
くすぐりは、他人とのよい関係が築けているかどうかの指標にもなるんですね。
山口創『子供の脳は肌にある』光文社新書¥700-を読んだら、くすぐるという行為はきわめて人間的なもので、コミュニケーションのよい手段なんだそうです。
人と人との心地よい関係を強めるために、人間(と霊長類の子ども)だけに備わっているものなのだそうです。
ともかく、心理学のジェームスランゲ説じゃないけど、笑うから楽しい、のです。
わが子たちが思春期に入る頃までは、くすぐりまくってやろうと思っています。
子供はたくさん抱きしめてあげましょう。
★★★★☆
「皮膚は露出した脳である!」といきなり言われると
驚いてしまうかもしれませんが、皮膚は脳と同じ部分から
発達してきたものだと分りやすく説明されると思わず
納得してしまいませんか?
だからこそ子供に限らず、肌への触れ合いを大切に
しましょうと言われると子を持つ親だけでなく、
ぐっと興味をかき立てられるのではないでしょうか?
現段階ではまだまだ仮説の部分も
多いかもしれませんが、非常に分りやすく面白い
説明で皮膚の不思議やその可能性を紹介してくれる
のが本書です。
人と直接触れ合うことを職業とする人には
もちろんですが、子供を持つ親には更におすすめ
の一冊です。幼い時の教育やしつけなんかよりも、
もっともっと大切なことがあることに
気付かせてくれるはずです。おすすめです。