北東北のミニ・インターシティランナー
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…選択がマニアック(笑)だなぁ(^_^;)ビコムさんやるねぇ。
特急「かもしか」は、知る人ぞ知る北東北のミニ編成特急。秋田新幹線開業前の特急「たざわ」をルーツとする。でも編成は3両だし、(半室グリーン車付き)L特急化されたこともなければ、運転本数も増やされたこともない。ひたすら地味に秋田と青森を結ぶ都市間連絡列車。
青森から延々「かもしか」2号として秋田に到着した485系はそそくさと折り返し「かもしか」3号として青森を目指す。すでに矢立峠を越えてきたせいか、秋田出発から前面窓ガラスがえらく汚れている。…気になる人はいるかも。(^_^;)小生は気にならないが。撮影は電動制御車クモハ485の運転台にて撮影。九州のクモハ485と違い、やかましいコンプレッサーの定期的な作動音がないのがイイ。(*^o^*)純粋にモーター音の唸りだけ聞こえます。
大館までは晴天のもと北秋田の美しい水田地帯を走る。奥羽本線は複線と単線が入り混じっているため、特急というよりは、場所によってスピードが出たり、抑えられたりとまるで快速列車のような走りを披露する。すれ違う列車もリゾートしらかみ、マゼンダの秋田色701系、秋田内陸縦貫鉄道の急行もりよし、貨物列車とバラエティーに富んで飽きさせない(^_^)v接続路線が多いのもまたイイ。
そして、大館を過ぎると矢立峠にさしかかり一気に青森県へ。
振子特急のような韋駄天な走りは見せないものの、ローカル特急としては初夏のいい風景に恵まれたのんびりとした旅路です♪☆
運転士の注意喚呼、「汽笛一声」のオルゴールで始まる丁寧な話し口の車内放送もばっちり収録されてます。(JR東日本の車掌さんはそういう方多いね☆)
特急自体の知名度はイマイチですが、オススメの一枚ですよ(*^o^*)