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カリスマ教師の心づくり塾 (日経プレミアシリーズ 9)

価格: ¥893
カテゴリ: 新書
ブランド: 日本経済新聞出版社
Amazon.co.jpで確認
原田塾での講義を再現する形でまとめられている。 ★★★★☆
原田塾での講義を再現する形でまとめられている。

内容的には「本気の教育でなければ子どもは変わらない」に書いてあることを更に詳細に描いており
迫力があり、泣けてくる。

また本書のタイトルになった「心づくり」についても詳しく書かれており
今までの原田先生の著作では軽くふれていたので、この本をもって
一通りのメソッドが出揃ったという感じだ。


ただ残念なのは、過去、講演などでさんざん持ち上げてきた(夢を絶対に実現させる方法!DVDにも一部収録)
堀江貴文氏を、最近の悪い価値観、悪の権化の象徴のように個人攻撃しているところだ。

今まで「ホリエモンみたいのがもっと出てこなければならない」、とかなんとか言っていたので
この豹変ぶりは違和感を感じる。本人に取材して考えが変わったとか、
一部の評論家のように最初から批判的とかなら理解できるのだが。

これでは中学生の悪童のように
「原田、お前、マスコミがええゆうたら、ええ。悪いゆうたら悪い。先生の価値観はそんなショボイんかっ。ホンマ教師は口だけや」
と毒づきたくなってします(ビンタが飛んできそうですが。)

まあ その点を除けばコンパクトな新書ですし
鞄に入れて何度も学習できる良書です。
「熱」と「具体性」をもった教育指南書 ★★★★★
筆者は、中学校教諭として勤務されていた時に、陸上競技部の顧問として、
生徒を13回の日本一に導いた方である。その筆者が、「教師塾」という名
のもとに、教師とはどういうものか、教師として持つべき心構えは何か等を
ご自身の経験談を踏まえながら、具体的に述べている。

教師としてはまずは何といっても「気持ち」「情熱」が大切だ、と説き、
その上で心のコップを上向きにする態度教育、「やる気」を作りだす
価値観教育、理想の集団作り、教師にとっての成果とは何か等を章ごと
に述べている。また、主張の根底には、「心をつくりあげ、自立型人間を
育てる」という筆者がお持ちの教育観が流れていて、一貫している。

筆者ご自身が「情熱」が大切だと述べていることと違わず、本書の文面
からも「熱」が伝わってくる。それだけでなく、本書の良いところは、
指示や方針が具体的に実例をもって示されているところである。
気持ちが奮い立たされ、なおかつすべき指針や手立ても与えられている
良書である。
経験に裏打ちされた「実践的方法論」 ★★★★☆
どんな書店に行っても、いわゆる「自己啓発本」が洪水のように溢れていてる。しかし、そのほとんどが、(5ページあれば説明できるような)小手先のテクニックを(何十倍にも薄めて)披瀝するだけの陳腐なハウツーものか、または「気合」とか「根性」といった単語をやたらと連呼する空疎な精神論という両極端に堕しているという印象を受ける。

本書は、荒廃した中学校を立て直した著者自身の経験に裏打ちされた「実践的方法論」を、それが生まれた経緯をところどころに織り交ぜながら、かなり詳しく解説している。教師としての自身の経験を、様々な方面から手法を学びながら、目標達成のための実践的な方法論へと落としこむという苦労の跡が行間からひしひしと伝わってくる。「クール・ヘッド」と「ウォーム・ハート」のバランスが取れていて、著者の主張はきわめて説得的である。特に、いかに「強い心」をつくるかについての議論はとても興味深い。

ビジョン、ビジョンと一人でやたらと騒ぎ立てているどこぞの府知事にはぜひ読んでもらいたい内容。薄っぺらな感情論と素人の単なる思い付きを教育の現場に持ち込む前に、もっとやるべきことがあるということが、(中学生レベルの読解力があれば)本書からわかるだろう。
学問を教えるだけが学校の目的ではない ★★★★★
スポーツ及び生活指導を通して、学生の心を調律し、人生に於いて目標を達成するために必要なこころを磨くための全てのプロセスを解説したのが本書です。
格差社会の象徴と言われるエリアの中学校で、全国一の選手を育て上げると言う目標もすごいですが、それを実現させる道のりもまた壮絶です。

こんなに熱い先生が、まだ日本にもいたのだと、感動し、涙が止まりませんでした。

また、「熱心な先生ほどお金に困っている」と言うくだりでは、教師が身銭を切って生徒を支援せざるを得ない現在の歪んだ予算配分に愕然としました。こういう先生に予算をつけてあげない現在の教育政治のありかたにも、大いに考えさせられました。

こんな先生が1人でも増えてくれる事を願っています。
熱心に教育をしてきた方である ★★★★★
そう、私は感じましたし、


一般的に、スポーツにしても学力にしても、
才能・素質のアリナシで決まるものであると思われていますが、
公立中学で日本一を連発という実績が見事にそれを打ち崩してくれていますね。


どれだけの物量で練習をしたかで結果がある程度決まりますから、
そういう点で結果を出している作者に感動しました。


私自身、塾経営をしていますが、
それをどれだけしっかりと実践させて上げられる人間がいるのか、(スタッフ面)
どれだけ実感して、邪魔せず協力体制になってくれる方がいるのか、

そういう人をどれだけまわりにつくることができるか、


現在、そういう点に悩みます。


弊社参考図書として取り扱う方向性で考えている、良書のひとつです。