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夫の浮わ気 (幻冬舎文庫)

価格: ¥480
カテゴリ: 文庫
ブランド: 幻冬舎
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実はたいした文才 ★★★★☆
 黒木ファンなので以前買ったが、あまり期待値が高くなかったこともあり放置してあったのだが、いざ読んでみるとたいした文章能力である。これほどの文章を操れる人とは正直思っていなかった。
 自分で書いているとしたら、たいした才能である(エピソードばかりなので、他人では書けないように思う)。

 ネタバレになってしまうので、詳しくはかけないが、こんな構造が見え隠れする(そもそもネタといえばネタなのだが)。
・ちゃんこ屋で「いつもありがとうございます」と旦那が挨拶されたのを見て猜疑心を膨らませる妻
・旦那が出るとすぐ切れてしまう電話に猜疑心を募らせ電話番号を変えてしまった妻

 あと、女優の旦那も大変だということも感じさせられる。ただ、女優の下僕のように暮らしているわけでなく、同性から見ても、ちょっと太いところがあるのがうまくいっている背景であろう。
・「クミコ」という名前に猜疑心を持った妻のために、「9315」のプレートナンバーを替えに行かされる旦那
・門限が12時で、カエル・コールを強要される旦那
 
 最もおかしかった話は、「ぬかにくぎ」の中でつかこうへい氏が語る小話(p.113)であろうか。女優の夫の立場をあまりに言い得ていて変におかしかった。こういう話ができるつか氏も相当の才能である。

 なお、娘さんが生まれて、娘に浮気する夫に嫉妬する姿もユーモラスに描かれている。
夫の浮気!? ★★★★★
タイトルで驚かされ、だんな様が浮気をする本かと思いきや・・・、お二人の愛情豊かな生活を描いたものです。
一見クールな黒木瞳さんが、こんなに情熱的で愛情いっぱいの人だったんだなぁと、見方が変わり、さらに好きになりました。
女優 黒木瞳だからこそ・・・ ★★★★☆
あの!黒木瞳が書いたもの、だから、価値があるという感じの本です。

内容的には、愛する夫の行動のふしぶしににおう怪しさから、「すわ、浮気かも??」と妄想をたくましくしてしまう、可愛らしい妻(黒木瞳)の気持ちが淡々と綴られているものですが、それが「可愛らしい」状態でとどまっていられるのも、「少年」のよう(旦那様いわく)な、彼女の理性の強さ、というか、矜持の強さというか・・

あれだけの有名女優でありながら、素は普通の可愛らしい旦那さん大好きな奥さんであり、女性である面を見せてくれる、ファンには楽しい本だと思います。

古畑任三郎ばりの観察力。 ★★★☆☆
だんなさんも、凄い。
なんせ、相手は大女優、黒木瞳。

夫以外の男性、ともキスする。
しかも、世界の…○○さんや日本映画界の○○さんとだ。
それに対する、だんなさんの、対応も恐れ入る。

文体は、今風のホームページチックで、読みやすい。
プラスして、黒木さん自身の
『○○とは、■■だ』的な観察、洞察はすばらしい。(全体としては、僅かですが…)

作家としての才能が、ありますね。
独自の切り口があり、黒木瞳の名前が無くても、
面白いと思って読めると思います。

黒木瞳さんの私生活 ★★★★☆
 幾つになってもきれいで素敵な黒木瞳さんの私生活。子供さんが居なかった頃の、旦那さんと二人だけの日々。お互いに仕事を持って生活しながら、お互いが凛として生活している印象を受けました。

 旦那様のことが本当に大好きで、時々甘えてわがままも言うけど、でもなんだか可愛いくて、決して女々しくはない、少年みたいな女性。文筆が本業ではなくてもさらっと素敵な文章を書かれていました。

 タイトルのままに受け止め、期待して読み進んで行ったのですが、うまくはめられたというか、うまく裏切られちゃいましたね。これから読む人のために最後の結果は書けないけれど、妻がどんな風に夫を見てるのか、世の旦那様たちにこそおすすめしたい本です。