イェルバ・マテ茶とは。
イェルバ・マテは南アメリカの緑茶で、伝統的にマテと呼ばれるひょうたん(ゴード)とボンビージャと呼ばれるストローを使って飲まれています。このお茶は、独特の力強いナチュラルハーブの風味を持ち、強力ながら気持ちを落ち着かせる効果があり、頭をすっきりさせて注意力を高め、疲れているときにも集中力を保つのに役立ちます。コーヒーのカフェインに頼らずにこのような効果が得られます。適切にお飲みいただくことで、優れた栄養補助食品となり、食欲を抑えると同時に、生命維持に必要な24種類のビタミン・ミネラルと15種類のアミノ酸を含む栄養素を提供します。さらに、この南アメリカ産のイェルバ・マテ茶にはその他にも多くの健康効果があります。また、友人、家族、コミュニティの集まりには欠かせない非常に象徴的な存在で、複数の人々が1つのマテを回しながら飲む儀式的伝統があります。
マテを飲むのに必要なものは何ですか。
マテを準備するには、まず「イェルバ」が必要です。乾燥させて細かくひいたものが販売されており、ハーブ味やフルーツ味などのさまざまなものがありますが、最も一般的なのは、「イェルバ・マテ・コン・パロ」と呼ばれるもので、イェルバ・マテの乾燥葉が65%前後、チップや繊維35%含まれています。そして、マテ(容器)とボンビージャ(ストロー)、沸騰寸前のお湯が必要です。複数の人とマテを飲む場合は、お湯の温度を長い間保つための魔法瓶も必要です。
入れ方の手順。
マテの3/4くらいまでイェルバ・マテを入れます。マテを手で覆い、静かに振ります。マテをサイドに寄せます。マテを寄せた反対側の空いているところにお湯を注ぎ入れます。ボンビージャを空いている側に入れます。お湯(84ºC、沸騰させた熱湯は使用しません)をマテ茶の上に注ぎます。リラックスして美味しいマテ茶をお楽しみください。