ヒップホップを語る上で避けられない名著が復活!
2007年の翻訳版発売後、ヒップホップの成り立ちと時代ごとの変遷、そして人種間の軋轢などさまざまな問題を抱えるアメリカ社会との関わりを、丹念かつドラマチックに描いた名作として、日本のヒップホップ・シーンでも大きな話題となった書籍が、新装版となって再リリース。しかも、定価が3,200円→2,200円(税抜)とお求めやすくなりました。ヒップホップの生成に影響を与えたジャマイカの音楽状況、黎明期のシーンの土台となったブロンクスのギャングの物語、ブレイクダンス、グラフィティを含めた初期シーンの動向、そして“公民権運動後”のヒップホップ世代がどのように生き、戦ってきたのかを、緻密な取材と膨大な資料の集積により明らかにしていきます。ヒップホップ・ファンはもちろん、ストリート・カルチャーに興味のある方は必読の1冊です。
<本書の主な登場人物> DJクール・ハーク、アフリカ・バンバータ、グランドマスター・フラッシュ、ロック・ステディ・クルー、FAB 5 FREDDY、DONDI、リー・キニョネスほか、著名グラフィティ・ライター、ジャン・ミッシェル・バスキア、チャーリー・エーハーン(『WILD STYLE』監督)、ランDMC、アイス・T、パブリック・エナミー、スパイク・リー、N.W.A、ロドニー・キング、ルイス・ファラカーン(ネーション・オブ・イスラム)、ボブ・マーリー、リー“スクラッチ”ペリー、マルコム・マクラーレン、ザ・クラッシュ、70年代ブロンクスのギャングと80~90年代ロサンゼルスのギャングたち