北の秘境駅物語
価格: ¥2,700
2016年3月26日、北海道民の悲願だった北海道新幹線が開業しました。しかし、北海道に高速鉄道時代が到来した2016年は、在来線の再編元年でもありました。新幹線と同時のダイヤ改正で、道内8つの駅が廃止。同年12月5日には留萌本線の留萌~増毛間16.7kmで、さらに8つの駅が消えていきました。利用客減少が背景にあるとはいえ、長年線路を守ってきた鉄道マン、そして周辺住民の方々には断腸の思いだったことでしょう。 もう間もなく消えてしまう風景、二度と見られない風景を少しでも永く記憶に残したい。せめて映像だけでも、出来る限り最高の画質で記録したい。私たちSTVは、地元の放送局としてそんな思いに強く駆られました。 そこでJR北海道のご協力のもと、「駅」を中心とした人々の生活、沿線風景、さらには地域の歴史の一端を、超精細な4K映像で記録する取り組みを続けています。そしてこのほど、2016年に消えていった駅をめぐる物語を集大成し、DVDで発売いたします。その場の空気感まで映し出すと言われる4K撮影の映像を、できる限り高品質のままで皆様のもとへお届けします! 第1部 廃止された駅たち ・新幹線開業の裏で消えていった8つの駅と、存続が決まった1つの駅をめぐる ストーリーです。 ・「日本一の秘境駅」を守りたい!…地元の決断とは? ・女子高生1人が利用していた駅は、彼女の卒業とともに廃駅となる。 ・炭鉱鉄道全盛時代に作られた駅は、田園の真ん中に取り残された。 ・「私の土地を差し上げましょう」…酪農の開拓魂が育てた駅とは? ・登場する駅たち…上白滝駅、旧白滝駅、下白滝駅(以上遠軽町)、金華駅(北見市)、 東追分駅(安平町)、十三里駅(夕張市)、鷲ノ巣駅(八雲町)、花咲駅(根室市)、 小幌駅(豊浦町) 第2部 さようなら留萌線 ・2016年12月4日をもって廃線となった留萌本線の留萌~増毛間の8駅と、近い将来の 廃線が取りざたされる深川~留萌間12駅。留萌本線の全駅を旅情豊かに紹介します。 ・かつて炭鉱で栄えた町、駅が果たした役割とは? ・映画やドラマのロケ地となった駅。 ・ニシン全盛時代と鉄路…地元の古老が語る。 ・過疎、高齢化、閉店…最後の駅前商店、頑張る。 ・駅舎を残して!…終着駅・増毛の人々の思いとは? ・金色の田園、山々の紅葉、サケの遡上…絶景の中を列車が走る。 ・涙と熱狂…12月4日、留萌~増毛間にさよなら列車が走る。 ・登場する駅…深川駅、北一已駅(以上深川市)、秩父別駅、北秩父別駅(以上秩父別町)、 石狩沼田駅、真布駅、恵比島駅(以上沼田町)、峠下駅、幌糠駅、藤山駅、大和田駅、 留萌駅、瀬越駅、礼受駅(以上留萌市)、阿分駅、信砂駅、舎熊駅、朱文別駅、箸別駅、 増毛駅(以上増毛町) もう見ることができなくなった北海道の駅たちを集大成! 全国の鉄道ファンへ、そして地元を愛する北海道の皆様へお贈りする、永久保存版です。