この本はある程度Seasarを知らないといけない
★★☆☆☆
完全初心者には不向きな本です。
いきなり専門用語が導入されるし、その上説明もない
java,JSPなどの経験者且つある程度専門用語をわかっている人用
ただ今、仕事で大活躍です。
★★★★★
Strutsは使用した事がありましたがSeasarプロジェクトは全くの初めて。
そこでとりあえず知り合いに聞いたらこの本を薦められました。
実際に購入したところ、よくありがちな説明不足で実際にコードを打っても
想定通りに動作しないといった事がありませんでした。
流石にStrutsの経験が無いと内容を理解するのは難しいかもしれませんが、
おかげでSAStrutsやS2JDBCがどれだけ画期的なのか良くわかりました。
プログラマーはアクションクラス、アクションフォーム辺りを作成するのが
主な作業になり、struts-config.xmlやvalidator-rule.xmlをほとんど設定
せずともいけてしまいます。これはプログラマーにとって大きな進展と感じました。
もちろんその代償となる制約もありますが、大きな問題にはなりにくいだろうと。
Java5以降の機能であるアノテーションとかも駆使するなど、
いろいろな最新手法を学べるところも良いと思います。
またアクションクラスから簡単なDB参照して値を返却するだけならほぼ数行で
出来てしまいます。むしろJSP側(デザイン側)の方が最近流行のAjaxなど
を考えると大変な作業に思えてくるくらいです。
残念なのはそのAjax(特にJSON形式でのやりとり)とSAStrutsとを組み合わせた
場合の情報がもう少し載っていてくれているとより有り難かったかなと。
やっとこさ出てきた感じの本です。
★★★★★
まだ全部読んでいませんが、この本はいいです。Seasar2を使うならば手元に必ず置いておきたいです。
SAStrutsやS2JDBCの説明は軽く読み流していますが、そもそものDIやAOPの説明がいいですね。
ちょっと古いSeasarの水色の本の内容よりも読みやすいし内容が新しいので、待ってましたという感じです。
また、関連プロダクトの説明もいいです。本当に使えるプロダクトばかり説明しています。個人的にはJava6で
使いあぐねていいたS2Chronosの使用方法にいいアイディアを貰ったので、フレームワークに悩むことはしばらく
無くなりそうです。でも出来ればS2Axisは載せて欲しかったなぁ。