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写真が語る伝説の戦艦「大和」 ベスト新書

価格: ¥130
カテゴリ: 新書
ブランド: KKベストセラーズ
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大和・武蔵・信濃の最期の写真が痛ましい。 ★★★★★
第1章の二番艦「武蔵」、第2章の三番艦「信濃」、第3章の一番艦「大和」の誕生、第4章の決戦「大和」、第5章の特攻「大和」として写真が109枚。巻末には戦艦「大和」がわかる大事典が掲載される。大和、武蔵については、従来の戦艦とは全く違う巨艦であり、最新鋭戦艦として登場し正に威風堂々としたその艦影は私には芸術品と映る。パゴダ・マストの13階建て艦橋、46cm主砲、そして傾斜させて一本にした集合煙突、これらがバランス良く甲板中央に纏められ、長い艦首と艦尾の全体像、全てが素晴らしい大和型戦艦だ。大和や武蔵の写真であれば、艤装工事中や公試運転中の写真、或いはトラック島戦艦用錨地に碇泊する大和や武蔵の写真が最も良い。特に公試中や作戦待機中、ボルネオ島ブルネイ湾を出撃する武蔵(1944年10月22日)、公試中の大和等々の写真には本当に痺れる。しかし本書は大和型戦艦の「誕生」から「轟沈」までの一生であるから、見たくはない断末魔の写真も相当数掲載されている。むしろ米軍側が上空から撮影した、面舵、取り舵一杯の全速力で爆撃から懸命に回避運動する大和や武蔵の写真は見るに忍びない。執拗に集中攻撃され低速になったところで米軍機の格好の標的になる。直撃弾や至近弾による水柱、急旋回中にも魚雷命中の水柱の断末魔に喘ぐ武蔵だ。また弾火薬庫で誘爆が起こり大音響と共に火の玉となり、爆発と同時に船体が真っ二つに折れ海中に轟沈する大和だ。いずれの写真も泣けてくる。武蔵は1944年10月24日シブヤン海、北緯12度48分、東経122度41.5分、水深1350m。大和は1945年4月7日14時23分、九州坊ノ岬南西海面にて轟沈した。