ベルギーのブルージュ、フランスのモンサンミッシェル、トルコの「綿の城」パムッカレ、……古今東西、水と調和して人々は生きてきた。運河の上を舟で渡り、潮がひく時巡礼に渡り……水は人々を潤し、時に人々を危険にさらし、いつの時代も人々は水と共存してきた。その証である美しい光景のうち幾つかを紹介している本です。写真はどれも美しい……ですが、ややアングルや撮りかたにナチュラルさが足りず、「観光地のいかにもなポストカード風」になっています。

とても癒される写真集です。
水辺といっても青いだけじゃなくて、
夕焼けに染まったオレンジの「ワットアルン」、
ダークなピンクの「モンサンミッシェル」など、
いろいろな色の風景が楽しめます。

でも写真がうま過ぎと言うか、あまりに綺麗すぎて
リアリティが感じられないのは私だけでしょうか。
本当にこの夕焼けはこんな色だったの？この湖も？
やっぱり、実際に行って確かめるしかないですね（笑）