ストーリーとしてはまぁまぁ良かったのですが、あらすじにもあった男子専門の花嫁学校という設定がイマイチ謎でした。
裏のあらすじを読んだ時は面白い設定だなぁと思ったのですが、やはりここまでゲイの結婚があたりまえの世界はもうファンダジーすぎて受け付けられません。
この、花嫁学校に通っている生徒が花婿会員とパーティーで直接会い互いに気にいったら婚約の契約を交わし卒業後結婚するらしいのですが、男同士の婚約やら結婚がこんなにも世間一般に認められてる世界ってのが、ありえねぇ〜としか言いようが…。
(授業内容も裸にエプロンやらSM授業って………)

せめて、一般の人々には知られてない闇の学校とか言う設定なら良かった。

さらに、この花嫁学校シリーズは第3段目らしいですね。
私は知らずにこの巻から買ったので、学校のシステムなどがわかりにくかったです。
最初、攻めが花嫁学校にいる事がよくわからなかった。
(花嫁学校って、ようは受け専門の学校なんですよね)
こういうとんでも設定って、ありえないっていうのを前提に、それでも強引に読者を納得させるしかないのはわかるんですが、もう少し花嫁学校という学校の存在をリアルにしてほしかった。
ただ、恋愛内容はホント良かったです。
受けキャラの天然具合は可愛く好感がもてました。