期待はずれもいいところです。
★☆☆☆☆
悪い意味で予想外ですね。
トレーニング方法も掲載されていましたが、
「適度な運動と睡眠、やりすぎない程度のストレッチ」
それくらい知っとるわ!!
と思わずつっこみを入れたくなるような内容。
そのような文章的説明は前半と後半にわたる数ページだけで、
大半はパンチやキックといった武術の攻防についての説明になります。
攻撃の説明は、その技の名前と方法、写真で構成されています。
技名…リアショベルフック →名前知ってるからって何か有意義なことありますか?
方法…この技における体の動作は、利き腕と逆の腕が相手の肋骨付近の角度に沿って入ることを除けば、
リードショベルフックと同じである。 →ならわざわざ2ページも使って説明しないでください。
写真…3枚使用。1枚で半ページ消費なので1p半消費です。
そして「フィンガージャブ」というまぶたを押さえつける攻撃法が本書には登場します。
この技が、これでもかというほど出てきます。
胸倉を掴まれたら、首を絞められそうになったら、顔を殴られそうになったら、とりあえずフィンガージャブです。
「武術は本当の戦いでは使えない」 と書かれていましたが、まさしくそのとおりです。
掲載されているように相手は崩れてくれません。反撃されるのがオチでしょう。
読む人は、時間と労力と資金に余裕があるときにどうぞ。