音の方はアコースティック楽器の清れつな響きを生かしたポップスを中心に、エスノ・ポップ、クラシック、ラテン、クラブ・ジャズなど多彩。たとえば「Re:PEPPER」はラテン・ファンク風サウンドに乗せた挑発的なヴォーカルを聴かせ、「あなたの腕のなかで」はフル・オーケストラの演奏に押されることなく堂々と歌うなど、彼女のさらなる可能性を感じさせる。(小山 守)