まずは星3つ・・・かな。
★★★☆☆
ポルノグラフィティのギタリスト新藤晴一が
雑誌「papyrus」に連載していた小説を加筆修正してついに出版した。
一読して感じた印象は良くも悪くも「晴一節全開だな」ということ。
ファンの人はぜひ買って読むことをお勧めするがそうでない人は
表現力やその他色々なことに気を取られて素直に読めない・・・かも(笑
本人は小説を書く意思は存分にあるから次が楽しみである。
時の尾と自宅にて
★★★☆☆
時の尾と自宅にてどちらを購入するか迷っているなら自宅にてをお薦めする。
パピルス連載からザックリ読んでいたが、良くも悪くもなく。次の作品のテーマに何を持ってくるか気になるところ。
本人の目標は本を出し続け、最終的には映画監督だそう。
時の尾を掴むんだ
★★★☆☆
音楽活動と並行させながらこのように一冊の本を書き上げられるのは、
紛れもなく彼の才能だと思う。
本を読み終えた時、さっぱりとした後味を感じた。
村上春樹のように、曖昧で意味深な印象はない。(新藤は春樹チルドレンである)
もしこれからも小説活動をするのであれば、次作も楽しみである。
今日の日本、世界も、
“時の尾”を掴む時なのかも知れない。