レーナさんには「つらい下積み時代」がありません。苦労がないわけではありません。彼女の身に起こったことを一つ一つ考えると、とても大変なことが多いのです。けれども彼女もご両親も、それを「下づみ時代」のいやな苦労とは考えないで、神さまからの賜物としてあっけらかんと受けとめています。そして、せっかくの「チャンス」や「成功」も、神さまといっしょにいるためなら、かんたんに手ばなしてしまいます。
そんなレーナさんには、まわりの人の心をまっすぐにする力があるようです。大人も子どもも、すなおな心で読んでほしいマンガです。