ティシューの原料はパルプであり、パルプの主原料は木材です。
木材も針葉樹(N材)と広葉樹(L材)の2種類に分けられます。
また種類も多々あり、生産地も全世界にまたがりその地域によって紙の品質の特徴が違っています。
(例) N材 スプルース ファー、サザンパイン、ラジアタパイン等
L材 ユーカリ、アスペン、バーチ等
針葉樹の特徴は、繊維の長さが2~4mmで特徴としては嵩高さ、吸収性、強度がでるという特徴がでます。
広葉樹は1mm前後で紙の表面性を滑らかにする特徴を持っています。
そのパルプ種類の中から、長年の経験からパルプの種類、配合率にこだわり
「ふんわり感」「すべらか感」「安心感」を実現した原材料に到達致しました。
紙は薄い方が柔らかさがでる為、いかにコシの無い紙を抄紙するかを抄紙工程で追求しました。
抄紙工程の中で、特に重要となるのは紙の地合に大きな影響を与えるワイヤーパートと、製品の風合いや嵩を決めるクレーピングを行なうドクター装置及びコーティングである為そのすべての細部において最高品質を求め、マシン速度、ドライヤー温度、ドクター角度にもこだわり抜きました。
紙は薄い方を重ねた方が、「柔らかさ」と「しなやかさ」の両面を実現できる為、いかに薄い紙を重ねてテンション(引っ張り)をかけずに折るかに紙の柔らかさは関係してきます。
「至高のティシュー」は、柔らかさ、ふっくら感、安心感を実現する為に、薄いティシューを3枚重ねて加工しています。
また、ふっくら感と柔らかさを損なわずにポップアップにするため、インターホルダー加工にしています。
武田双雲氏による書「至高」をパッケージにデザインしました。