はじめましての乙一さん
★★★★☆
私はこの本ではじめて乙一さんの本を読みました。
もともとは読書なんて嫌いですが、
月一冊買ってくれるというので、
親に買ってもらいました。
ホラーですが、なかなか感動できる部分もありました。
その話の世界に吸い込まれてしまうという
現象を初めて経験したのでした。
思わず、妹にも読ませちゃったほどでした。
大げさかもしれないんですけど、当時はそんな気分でした。
話が頭の中でアニメみたいに動くという感動もしました。
総じて良い作品集だと思います。
★★★★☆
『石ノ目』★★★☆☆
発想は良いと思うが、最後に取って付けたような推理シーンが少々苦しい。
『はじめ』★★☆☆☆
乙一ってこんなに読みづらい文体の人だったっけ?
読みづらい、という感想しか湧いて来ない。
『BLUE』★★★★☆
暗さと明るさの混交は絶妙。
ピストル自殺の理由が分からん。
『平面いぬ。』★★★★★
模範的な短編小説だな〜と思う。
良い仕事をしていらっしゃる。
そっくりな作品。
★★☆☆☆
「BLUE」が、「誰も欲しがらなかったテディベア」という本にそっくりだと感じた。
それ以外はどれも面白く、楽しめた。石ノ目の和風ホラーな雰囲気が特に好き。
切ない!でも、読まずにはいられない・・・。
★★★★★
乙一の話は、単純なハッピーエンドでは終わらない。
そこが本当に素晴らしい!
オイラは『BLUE』を読んで、益々好きになった!
心にしみる
★★★★★
「石の目」「はじめ」「BLUE」「平面いぬ。」
4つの話すべてが面白い!
乙一らしい不思議なオーラを纏った作品。
ラストはかなり感動します。
個人的には「BLUE」がお気に入りです。
けなげで、「何故そこまで頑張れるの?」と目頭が熱くなってきます。
読んで損はしないと思います。
個人的には映画化してくれたら嬉しい作品でした。