こな本を何故知ったかと言うと、祖母の１周忌の際、住職さんがお教を唱えられた後のお話の中で、｢おかげさま｣を忘れなければ人間は幸せでいれます！の言葉でした。 まだ半世紀は生きていませんが３人の子供たちも１人２人と社会人になり、残すは高校生の息子１人 卒業させるのみとなりました。 それまでには色んな人と出会い別れ、良い事も悪い事も沢山経験してきた中で、ある１人の人との出会いが私にとって凄く大きなものとなりました。 罵声は毎日のように浴びせられ、時には暴力を振るわれる事もありました。 今までの自分は当たり前だと思って来たことをキッパリと否定され指摘され...。 最初は何故そこまで言われなければならないのか！？と毎日のように泣く日々でしたが、数年経ったある日、この人は意地悪で言ってるんじゃない、私の為を思って言ってくれてるのだ！と...。 その時に心の底から｢ありがとうございます｣と思えた瞬間でした。｢感謝｣を忘れずに歩んで行こう！と...。 仕事と家事に追われ、なかなか読む時間が取れずまだ数ページしか目を通せてませんが、読みながら涙が出てきます。