ただ撮るだけでなく、うまいと言われたいと思ったときは工夫が必要です。この本はうまくなりたいと思った初心者向けとしては最適の内容となっています。

・背景はシンプルがいい
・被写体に近づく
・意識して姿勢をよくして写る
・記念となる写真はカメラの前に来てもらう
・女性は露出をプラスに設定する

こうしたちょっと工夫する点がきちんと並べて説明されています。説明文もわかりやすいです。
新書なので手軽に読めるのもいいところです。

表紙はちょっとかたいイメージですが、中はカラー写真いっぱいで、というか、写真を主体にして上手く撮影するコツを伝えている本です。
ポイントを絞り込んだ短い解説文も分かりやすいですし、写真は「いまいちな写真」と「お手本写真」が両方載っているので、どこがダメか、どうすればいいかってこともよく分かります。
薄い本のなかに、７１もの項目が詰まっていますが、初心者向けのためか、難しい操作をするようなものは無いのがイイです。また、コンパクトデジカメのユーザーに向けて書かれたもののようですが、それでもこれだけ撮れるんだな〜、と思いました。
使える本！だと思います。