レコードでBGM集が出ていることは知っていましたが，なかなか手に入らず交響楽やテレビ番組内容のレコードを買ってしまったりしていました．このCDの音質は大変クリアです．あまりの良さに買ってよかった，としみじみ思いました．なお試聴版は音質が落としてありますのでご注意を．
これを聞いているだけで番組のナレーションや名シーンが浮かんできて放映当時にタイムスリップしてしまいました．ワクワクするすばらしい楽曲のすばらしさは今でも全く色あせていません．

ヤマトシリーズ原点にして最高傑作のBGMはこれもまた最高です。
２作名以降は個人的にちょっとビミョーな曲も混ざってますが、こちらは全て名曲揃いで西暦2199年の世界へ誘ってくれます。
自分は交響組曲のレコードを持ってますが、やはり収録漏れの曲が多々あり寂しく思っておりました。
個人的には惑星ビーメラの音楽が入ってればなお良かったですが、、、
（ジャンジャカジャンジャンジャカジャン、ジャンジャカジャンジャンジャカジャン♪）

改めて宮川先生にお礼を述べたいと思います。
ありがとうございました。

歴代の日本のアニメBGMで最も美しい旋律と言って間違いないヤマト第一作目のBGM。主題歌「宇宙戦艦ヤマト」、「真赤なスカーフ」も然ることながら、数々のシーンを象徴するイメージBGMが大変印象的です。「地球を飛び立つヤマト」はストーリーを知らない方が聞いても旅立ちの高揚感、胸の躍る躍動感が存分に感じられ、まさに’どんなときでも元気の出る’一曲です。また「美しい大海を渡る」は宇宙の大海原を男のロマンを携えて悠然と進むイメージにピッタリで、アメリカのミュージカル映画「南太平洋」のBGMをも彷彿とさせます。ヤマトを表現する至上のアイテムとも言えるBGM集ですが、ヤマトを知らない方にもフルオーケストラの奏でる旋律はまさに必聴の1枚です。

宮川彬良さんの「クインテット」に（娘を差し置いて）嵌るうちに、お父様の作品を聴きたくなり、購入しました。
劇場版はほぼすべて映画館で観るくらい、ヤマトは大好きだったので、一曲一曲聴くたびにその映像が浮かびます。月に１枚のペースで買い足していこうと思っています。

アニメの音楽にオーケストラを使うという画期的な構想のもとにヤマトの音楽が始まりました。
故・宮川泰氏が作曲した音楽は壮大な宇宙の旅に華を添えるには十分すぎるものでした。
製作から30年以上が過ぎ、時代の流れともに社会は様変わりしました。
けれどもヤマトの音楽は変わらぬ感動をいつも与えてくれます。
もし、「どの曲が良いか」と尋ねられれば「どの曲も良い」と答えるしかありません。
モノラル録音ですが、デジタルリマスターで音質も良く、値段も安いです。
ヤマトを愛する全ての人におすすめします。