手にとってひらいた瞬間から、当時のにおいが感じられます！
この、微妙に煮しまった紙の色がたまりません。

子供に良い絵本を見せてあげたい、ついでに自分も楽しみたいと購入しました。
が、ちょっと失敗は旧仮名遣いだったことです。（そこまで考えが及びませんでした。）
「これは読ませられないな〜〜〜。絵を楽しんでもらおうかな〜〜〜。」と、めくっているうちに自分がすっかり夢中になりました。

当時の絵の色使い、デザインのレベルの高さに圧倒されます。
遊び・季節の行事はもちろん、当時の機関車や船などの乗り物や子供たちの服装、建物の絵も楽しく、逆に無限の未来を見るような気がしました。
読んでいくうちに旧仮名遣いの不思議な温度感にハマってしまいます。

大切なこどもたちへ、素敵なおくりものをあげたいという気持ちは今も昔も変わらないのですね。

テレビを見て興味をもち、すぐに購入。
祖母の時代の内容が、こんなに心躍らせてくれるとは思いませんでした。
２冊組で、帯のコメントは坂本龍一さんと常盤貴子さんです。

昔の子供たちの遊びの数々。
タイムスリップして、その場に居るかのような気持ちになります。
大正１２年お正月号の付録の双六や、切り抜いて遊ぶ付録なども当時のままの形でついているのですが、当時の子供たちがこれを開くときのワクワク感に似たものを私も感じた気がします。
何もなかった時代、子供の想像力は尽きることがなかったのでしょうね。

ノスタルジックな絵、色遣いも素敵なので、母へのプレゼント用にまた注文しました。
これは、絶対喜んでくれると思います。