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ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第3番

価格: ¥1,800
カテゴリ: CD
ブランド: ユニバーサル ミュージック クラシック
Amazon.co.jpで確認
百聞は一聴にしかず ★★☆☆☆
数あるラフマCDからレビューを読んで購入。

あくまで素人の意見なので正鵠を得てるか責任は持てないがそんなに誉める程良い?

まずは不満なのが音に立体感(奥行き)が無いこと。録音のせいかマスタリングのせいか
分からないが平面感のある薄い音圧。オケを聴かせたいのかピアノを邪魔したいのか?
そしてピアノの低音部の拾いが悪いこと。そもそも最初の音あってます?
後は演奏者の問題かもしれないがほんのわずか指が軽く、私が2番に期待する
ロマンティックな質感が足りない事。

今まで聴いていたラフマCDが私の基準になっているから、それとズレてる事が
不満の元になってると思われる。ですので超個人的なレビュー。参考にしないでね♪
聴きごたえのある演奏 ★★★★★
 ラフマニノフのピアノ協奏曲を収録したCDは非常に多く出回っているが、私の中ではジルベルシュテインがアバドの指揮でベルリン・フィルと共演したアルバムが好みに合っていて他の追随を許さない。

 ジルベルシュテインの演奏を聴いていつも感じるのは、ラフマニノフの曲に霊感を与えるのは弦楽器の音だということである。ピアノは、弦楽器によって作られた霊的な音の熱狂・興奮をより高める役割を担う。わたしは、彼女のピアノに印象を受けないと言うつもりはない。むしろ逆で、彼女は、弦楽器によって作り出された音響の世界をピアノ1台で突き破ろうとする。ピアノの限界に挑むのである。その力強いピアノのタッチから感じられるエネルギーは、聴き手に大きな印象を与える。ものすごい音楽である。
名演奏! ★★★★★
ラフマニノフのこの曲を色々聴きましたが、このCDは断トツの名演奏だと思います。
N響の定期のソリストで彼女のラフマニノフを聴いた時の感動も忘れられないですが、オケとピアノのバランスがとてもよいこのCDは数あるラフマニノフのCDで秀逸だと思います。
お気に入りの演奏がある方も是非一度この演奏を聴いてほしいと思います。
上品で真のしっかりした演奏は時にストイック?と感じることもありますが、決して華のないストイックさではないんです。不思議な感じ。
ジャケットのお花が咲くどこかのお庭のようなイメージがモノトーンで表現されているというのも彼女の印象とだぶるんですよね。
私にとってはお宝的CDです。
生き物みたいな音質 ★★★★★
作家の村上春樹さんのエッセイ「意味がなければスイングはない」でこのCDが紹介されており、ラフ2好きとしてはおさえておこう、くらいの軽い気持ちで購入したのですが、第一楽章冒頭のあのフレーズのなんと生々しいことでしょう。まるで心臓の鼓動みたいでした。人間の脈動がそのまま音になっているようで、最初は薄気味悪いくらいのリアリティーを感じて怖くなったほどです。正直びっくりしました。

しかし第二、第三と、何回きいてもまったく飽きのこない、微妙なニュアンスに富んだおもしろい演奏です。本当に繰り返しの視聴に耐える名盤だと思いました。

他の方のレビューにもあるとおり、破綻のない、たいへんバランスの取れた演奏です。だからすーっと耳に入るし、ピアニストのジルベルシュテイン氏の「言いたいこと」がすごく伝わる気がします。

よくある名人芸的な「これでもか」の演奏ではなく、ジルベルシュテイン氏は「音楽に語らせて」います。「俺が俺が」ではなく「協奏曲」が語っています。

思いがけず、自分にとってのベスト盤になってしまいました。

これまではクリスティアン・ツィマーマンと小澤征爾のボストン交響楽団のものが最高だったのですが、かなり男性的というか、勢いのあるそちらより、音の細かさ、陰影の深さでこちらが大好きになりました。
溌剌として爽やか、一陣の薫風が駆け抜けていったかのような演奏 ★★★★☆
 ラフマニノフ27歳の1900年〜1901年にかけて作曲された『ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調』。1907年〜1909年にかけて作曲された『ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調』。両曲とも、溌剌として爽やか、一陣の薫風が駆け抜けていったかのような演奏。

 ピアノを弾いているジルベルシュテインの、妙なけれんがなく、メロディーラインを素直に歌い上げているところが好ましいですね。アバド指揮ベルリン・フィルのオケとのバランスもよく、どちらか一方がでしゃばり過ぎるといったこともなく、聴きやすかったです。

 ピアノの響きがさらりとして軽かったのが、難といえば難かな。インパクトに欠けるというか。リヒテルの量感のある、どっしりとして重みのあるタッチと比べると、その極北に位置している感じのピアノの響き。淡白だと感じる方もいらっしゃるでしょう。

 『第2番』は、1991年11月の録音。【11:05 11:29 11:43】の、全曲とおして34:17の演奏。
 『第3番』は、1993年9月の録音。【16:16 11:25 14:21】の、全曲とおして42:02の演奏。
 1966年2月19日、モスクワ生まれのリーリャ・ジルベルシュテインが、25歳〜27歳の時の演奏。

 『第3番』での、清々しい息吹に満ちた第3楽章「フィナーレ」のピアノは、聴きごたえありましたねぇ。胸が弾む爽快感とでもいうか。わくわくしました♪