突き抜けたバカ
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表紙を開けるとすぐ『板谷バカ三代』の主人公である「ばあさん」「けんちゃん」「セージ」の写真が。
「あまりにも」の写真過ぎて「やらせ?」と疑うが、文章を読み出すと、この三人を中心とした「突き抜けたバカエピソード」のドミノ倒しです。
「迷惑だけど、第三者的には憎めないバカ」「優しいものが底流を流れているバカ」「巻き込まれてしまうバカ」。
単にエピソードとして書いただけでも、一つ一つが破壊力の大きい話であるのに、ゲッツ板谷の筆致が、そのエピソードに更に加速度を加えて、笑いが止まらない一冊に仕上がっています。
日頃、「腹が立つが、ここは大人として…」とか「バカだと思われないように…」と、小心翼々としている自分に思い当たる方ならば、この本の登場人物の誰かが、きっとそんな想いを癒してくれたり、怒りの仇を取ってくれます。
世間もまだまだ捨てたもんじゃないなぁ…
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これ実話ですよね?
そうだったら、まだまだ日本は捨てたもんじゃないなぁって気がします.
なぜなら、こんなウルトラバカが生きていけるんだから…
生きる勇気が与えられます、ホント
気をつけろ
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もおお、危険!電車で読んだら、大変です!あの、こみあげる笑いはどう堪えたらよいのですか?!肩がゆれます。お気をつけあそばせ。
あの斉藤孝さんも、「上機嫌の。。。」でとりあげてます。すごく、上機嫌になれます。おちこんでる、友達にプレゼントしました。
殺笑能力は核兵器並み。
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近くの本屋で西原理恵子の表紙がふと目に付いて取って数ページ読んだだけで大爆笑。そんで即お買い上げ。人前で読み始めたのを直ぐ後悔したがもう手遅れ。一人ゲラゲラ、噴出すこと数知れず。周囲のお客からは白い目で見られっぱなし。でも止められない。一気に読了。
殺笑能力は核兵器並み。
人生が凝縮されている
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私はかって、職務上の軋轢から重度の「うつ病」となりました。
最悪の場面では、本を読む気力など一切ありません。
もっと言えば、テレビすら恐ろしくて見れません。
しかし、「うつ」は治療すれば必ず回復します。
そして、やや好転してきた時、唯一読めたのが
この「板谷バカ三代」でした。
毎日、擦り切れるほど読みました。
そして、勇気とパワーをいただきました。
単なる、「バカ本」ではありません。
私にとっては、「恩人」とも言える本です。
そして、元気になった今でも楽しめます。
感謝!!