ソマリアを旅する: アフリカの角の果てへ
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内戦、海賊、テロ。かつて人々はソマリアを「世界で最も危険な場所」と呼んだ。そんな「破綻国家」に旅行することなどできるのだろうか?国連職員でもジャーナリストでもない旅人が南部ソマリア、プントランドへ乗り込む。そこで見た意外なものとは──?ソマリアならではの旅の流儀、見どころなどを紹介。
【目次】
まえがき 因縁のソマリア
南部ソマリア・モガディシュ編
危険地帯に誘う旅行会社
お笑い劇場と化した旅立ち
モガディシュ到着
内戦の歴史をたどる廃墟ツアー
インド洋の真珠、ここにあり
出戻りソマリ人
モガディシュで暮らす犬たち
突撃!お宅訪問
ソマリ人はモデル体型ばかり?
涙の旅立ちから、恐怖のフライト
プントランド編
世界選りすぐりの変人トリオ
ヒロシマとフクシマ
ロブスターが食べ放題の町
ソマリの食卓
挨拶回りなくして観光なし
アフリカの角の果てを目指して
ニューヨークの喪失再び
最恐のラグジュアリー旅行
謎の中国人駐在員たち
観光なのか軟禁ごっこなのか
難民キャンプに住むソマリ美女の幸せ
プントランド売り込み作戦
あとがき 失われた二十年をめぐって
著者について
1990年、広島生まれ。早稲田大学卒業。在学中、イスラエルに留学。東京の外資系広告代理店を経て、ドバイに移住。仏系広告代理店にて政府観光局などの広告プロモーションに携わる。