漢字博士養成ドリル―<当て字・難字>編
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本書は25のテーマで漢字の<当て字・難字>を出題します。例えば、植物(「秋桜」コスモス、「蒲公英」タンポポ)、昆虫(「蟷螂」カマキリ、「水馬」アメンボ)、動物(「河馬」カバ、「土竜」モグラ)、国名(「土耳古」トルコ、「丁抹」デンマーク)、文豪(「流石」さすが、「屹度」きっと)、食べ物(「心太」ところてん、「雪花菜」おから)、時代小説(「月代」さかやき、「主水」もんど)、中国語ブランド名(「麦当労」マクドナルド、「労力士」ロレックス)、珍名さん(「小鳥遊」たかなし、「南足」きたまくら)、難字(「鏖」みなごろし、「甃」いしだたみ)…といった具合です。クイズ感覚で楽しみながら漢字の面白さ、奥深さを堪能できます。読み方に添えたちょっとした「雑学・ウンチク」情報も暇つぶしには最適。知らず知らずのうちに「漢字博士」の一丁上がり! 約1300題を収録。
【ウンチク例】
(1)「聖林」(ハリウッド)は、英語の綴りHolly(ヒイラギ)をHoly(聖なる)と勘違いして「聖林」と当てたもの。 →Hollywood
(2)「五月晴」(さつきばれ)は、じつは陰暦の五月のことで、今の六月。よって、五月晴とは、「梅雨の合間の晴天」のことだった。
(3)珍名さんの「小鳥遊」(たかなし)は、鷹(たか)がいないと小鳥が遊べる、というまるで頓智のような名字。
(4)「撫子」(なでしこ)は、英語ではpinkと言い、「ピンク色」の花を咲かせる。
(5)「可爾必思」(カルピス)は、Calpisの発音がカウピス(牛の尿)と聞こえるという理由から、米国ではCalpico(カルピコ)という名称で販売されている。
(6)「不如帰」(ほととぎす)は、他に「時鳥」「杜鵑」「子規」「蜀魂」「杜宇」「田鵑」など、多くの表記がある。鳴き声は「特許許可局」と聞こえる。
(7)「花魁」(おいらん)は、位の高い遊女(太夫)のことで、姉女郎のことを「おいらの(姉さん)」と呼んだところから、と言われている。