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死者の灯す火 英国妖異譚(5) (講談社X文庫―ホワイトハート)

価格: ¥693
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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 [ 死者の灯す火 英国妖異譚 5 ] 豆知識レビュー編。 ★★★★★
 今作のモチィフは、
『ハロウィン』、『妖精の行進』、『グラストンべり』、『聖杯』、『降霊式占い』、『噂』、『死者の復活』。
 今回は作品中使われたモノの中、幾つかのご説明を。
 
【聖杯】(Glaal):キリスト教における伝承とケルトの伝承は別物。
 今作品ではケルト説を採用。

 ケルト説では『聖杯の守護を予め運命付けられた一門』というモノが付いて回る。(これは序章でもチラリ)

【シーリィ・コート】:作中[妖精の行進]として使用されるが、本来の意味は[善き妖精]を指す。(悪い妖精=アンシーリィ・コート)

【降霊式占い】:日本のコックリさんの元となった西洋の降霊式占いの一種。

(日本のコックリさん:明治17年伊豆下田港に流れ着いた米人より広まった説が有名。狐狗狸さんエンジェル様キューピット様なども本質は同じ)
 Ouija盤と呼ばれる霊応盤とブランシェット(鉛筆を指せば自動筆記の道具)いう指示器やコインを使用する事が多い。
 作中では霊応盤の代用に紙を、指示器として石を使用。
 本来3人位で儀式に臨む。

【グラストンべり修道院】:サマセット州に在るクリュニー派の修道院。
 ケルトの修道院跡に建てられた(ケルトの修道院以前はドルイドの聖地だった)。
 最初の司教はアリマタヤのヨセフ。
 中世以降はアーサー王伝説と聖杯伝説で有名だが、信頼性はやや低い。
 修道院見解によると、この地こそがアヴァロン島とされる。

 この土地には【聖杯の泉:チャリス=ウェル】という泉があり、聖杯伝説が伝わっている。

 謎が多く、一回読んだだけで!は本当の面白さには辿り着けない。
 思考の楽しさをも有したこの一冊、読むべし。

不思議で優しい ★★★★★
ユウリの優しさと強さが心地よい物語です。
懐かしのヒューが出てきてかなり驚きましたが(笑)
ユウリのボケっぷりが相変わらず可愛らしいです。