スポーツ・マネジメント入門 〔第2版〕―24のキーワードで理解する
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なぜオリンピックやワールドカップは巨大ビジネスになったのか?
スポーツ・ビジネスに携わる者必読のテキスト、待望の第2版。
2005年に刊行した本書の初版の冒頭において、「スポーツ・マネジメント」の時代が来る、と記しました。初版の原稿執筆時からほぼ10年が経ち、振り返ってみると、それは半分当たり、半分は外れています。「スポーツ・マネジメント」の到来はコンセンサスになっているので、半分は当たったと言っていいでしょう。が、実践レベルでは「道まだ遥か」の感があるのも事実です。今日のこういった情況では、確かに本書を出す意味もあるでしょう。むしろ、10年前以上に「スポーツ・マネジメント」の骨格を示す本書の意義と責任は大きく、かつ重くなっていると思います。スポーツ産業も産業なので基本的なマネジメントには差がありません。大雑把に言えば8割方は同じです。残りの2割の違いを生じさせているのは何か。この点を理解することが本書の最大の目的です。「スポーツ・ビジネスの特徴」を理解してもらいつつ、「一般的なマネジメント・ナレッジ」のスポーツ分野への応用の仕方が本書の骨格になっているのです。(本書より要約抜粋)
【主な内容】
◆スポーツ・マネジメントとは
◆ミッション・ビジョン・ドメイン
◆ステークホルダーを理解する
◆戦略の基本
◆スポーツが持つ公共性
◆GMの役割
◆人事マネジメント
◆コミュニケーション戦略
◆危機管理について
◆顧客管理とは
◆スポーツ・マーケティング
◆CS(顧客満足)とは
◆自治体との関わり方
◆施設建設と運営
◆セカンドキャリア問題
◆メディア・トレーニング