インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

ギター・マガジン 2017年9月号

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
ブランド: リットーミュージック
Amazon.co.jpで確認

*この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。購入前にお使いの端末で無料サンプルをお試しください。

※著作権の都合上、電子版には一部の譜例を除き楽譜は収録されておりません。あらかじめご了承ください。

表紙:ジャマイカ、楽園のギタリストたち

■保存版
スカ/ロックステディ/レゲエ/カリプソ/メント
カリブ諸島が生んだ珠玉のメロディ
ジャマイカ産ギター・インスト大特集

晴天のトロピカル感とサンセットの哀愁が入り混じる、珠玉のメロディ。
空と海が育んだギター・インスト大国、ジャマイカ。

カリブ海に浮かぶ島国、ジャマイカ。スカ/レゲエの発祥でも知られるこの地が、実は60 〜70年代に極上のギター・インストであふれていたって、知っていましたか? 晴天のトロピカル感とサンセットの哀愁が入り交じったような、不思議と胸を締めつける珠玉のメロディが当時、多くのギタリストによって自然発生的に奏でられていたのです。ギター弾きにとって少々マニアックな存在である彼らですが、今回は常軌を逸した大ボリュームで徹底的に掘り下げることにしました。ジャマイカの“ギター・インスト”だけの特集なんて間違いなく世界初ですよね。ちょっとやり過ぎたかも……。いやいや、彼らが最高のギタリストである以上、こちらも手加減はできません。しかも、夏にぴったりじゃないですか。ちなみにAppleMusicのギタマガ・プレイリストでは、この特集に合わせて彼らの名演を選曲してみました。その演奏に一度でも触れてみれば、美しいメロディに胸を打たれ、機知に富んだフレーズの数々に心が躍るはず。それでは、楽園のギタリストたちと、彼らの音楽に会いに行きましょう。

●Special Interview 1〜森雅樹(EGO-WRAPPIN')
特集のド頭は、森雅樹(EGO-WRAPPIN')のスペシャル・インタビューから始めよう。本誌読者にはジャズやブルース、R&Bなどのイメージが強い森ラッピンだが、過去にはスカ/ロックステディなどのコンピレーション・シリーズを監修していたこともあるなど、今回のテーマであるジャマイカ音楽にも多大な愛を持っているのだ。独自の観点から見た、ギター・ミュージックとしてのスカ/ロックステディ/レゲエとは?

●Special Interview 2〜加藤隆志×川上つよし(東京スカパラダイスオーケストラ)
続いてのスペシャル・インタビューに登場してくれたのは、東京スカパラダイスオーケストラの加藤隆志(g)と川上つよし(b)のふたりだ。さまざまな音楽性を取り込みながら自身の音楽性をアップデートし、懐の深いスカ・アンサンブルを響かせる国内屈指のプレイヤーたちにジャマイカのギター・インスト作品の魅力について語ってもらった。

●大体10分くらいでわかる、ジャマイカ音楽史と三大ギタリストの関係
本特集のメインはジャマイカ産ギター・インストにおける三大ギタリストの深掘りなのだが、まずその前に、超〜ざっくりとしたジャマイカの音楽通史と、それぞれのギタリストの立ち位置を予習しておこう。時系列で簡単に言えば、アップテンポのスカ(60年代初期)→スローなロックステディ(60年代中後期)→泥臭さを増したルーツ・ロック・レゲエ(70年代)という流れとなっており、各時代の各シーンで、三大ギタリストたちが活躍していたのだ。

●カリブはビザール・ギターの楽園でもあった!?
前代未聞のスカ/ロックステディ/レゲエ・ギター特集。おもに60年代、現地のイケてるギタリストはどんなギターを弾いていたのか? ……答えは、ビザール・ギター! 当時のアルバムのジャケ写を見ていると、誰もが風変わりでかわいいデザイン(多くが安物だが)のエレキ・ギターを抱えているのだ。というわけで、ここではギターを持ったジャマイカのギタリストのかぐわし〜い写真を眺めながら、トロピカルなその世界へと誘おうではないか。案内人は、日本屈指のビザール・ギター・コレクターであり、漫画家やCCクリエイターなどマルチに活躍する伊藤あしゅら紅丸。古今東西の文化に膨大な知識を持つ氏が、愛ある毒舌コメントで語り合う!

●ジャマイカの三大ギタリスト
ここからは、ジャマイカのギター・インストにおける3人の重要ギタリストを、バイオグラフィー/使用機材/名盤/本人インタビューを交えて紹介していこう。
◎アーネスト・ラングリン
◎リン・テイト
◎アール・チナ・スミス

●まだまだある! 必聴ギター・アルバム
三大ギタリストの諸作以外にも、ギタリストが聴くべき名盤はまだまだある! ここでは勝手にカテゴリ分けをして紹介しよう。
楽園のブルース/1曲だけ超ファンキー! /個性派/和モノ/手練れ集団/アーバン

●証言インタビュー(1)マイキー・チャン(Now Genaration)
前項のギター・インスト名盤でも紹介したスタジオ・バンド、ナウ・ジェネレーションの実質的リーダーでもあり、ピーター・トッシュ・バンドでも活躍していたマイキー・チャンが登場! 1954年生まれ(リン・テイトとは20歳差!)で、10代からセッションマンとして活躍していた彼に、当時のシーンの様子などを証言してもらった。

●証言インタビュー(2)ハックス・ブラウン(Toots&The Maytals)
お次はトゥーツ&ザ・メイタルズに参加し、のちに“ファンキー・レゲエ”と呼ばれるスタイルの発端を担った、ハックス・ブラウンが登場。リン・テイトの諸作にも多数参加し、リンの良き相棒とも呼べる彼が、60〜70年代当時のシーン、そしてジャマイカの楽器屋事情についても証言してくれた!

●ジャマイカのギターはどう進化したのか?
メント&カリプソ論/ギター的名盤/ワダマコト(カセットコンロス)

●ギタリストとしてのボブ・マーリー
ジャマイカ音楽やレゲエという言葉を聞くと、きっと多くの読者は“ボブ・マーリー”という名を思い浮かべるはず。ここからは“ボブ・マーリーとギター”という観点で、ウェイラーズのインタビューなども交えながら多角的に考察していこう。

●国内ギタリストが語るジャマイカ産ギターの魅力
秋廣真一郎/大和田BAKU誠/三宅洋平(犬式)/三根星太郎(犬式)/The K
ここではスカ/ロックステディ/レゲエのスタイルで活躍する国内の名手たちに、ジャマイカ産ギターの魅力を語ってもらった。

■The Instruments
フェンダー史上、最強の戦闘能力
アメリカン・エリートのすべて

徹底的な演奏性と機能性の追求。この目標のもと、2016年にフェンダーから発表された新シリーズ、“アメリカン・エリート”。98年に生まれたアメリカン・デラックスの跡を継ぐ形で生まれた機種だが、これがフェンダー史上でもトップ・レベルの革新性を持ったモダンなシリーズであることをご存知だろうか? 一見、それほど突飛な装備をしていないように見えがちだが、能ある鷹は爪を隠すがごとく、さりげないディテールの部分でこだわりまくっているのだ。ネック・シェイプ、ピックアップ、ブリッジ、ペグといった主要な部分はもちろん、コントロール・ノブの材質やボディの形状まで見直し、徹底的に弾きやすくなっている。そこで本誌は思った。実はこれ、フェンダーの歴史の中でも一番戦闘能力の高いギターなのでは? そんな説を立証すべく、改めてこのアメリカン・エリート・シリーズを詳細に紐解いていきたい。

●野村義男、エリートを弾く。

■PICK UP
◎ギタリストがデザインを手がけたスペシャルTシャツ・プロジェクト
◎ギター・マガジンのプレイリストをApple Musicでチェック!

■Interview&Gear
◎オカモトコウキ(OKAMOTO'S)
◎橋本絵莉子波多野裕文
◎NAOKI(LOVE PSYCHEDELICO)

■Interview
◎indigo la End
◎笹岡水樹
◎マーティー・フリードマン
◎TAKU(韻シスト)

■連載
◎9mm滝のまたやっちゃいました〜世界の滝工房から〜
◎トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY
◎横山健の続Sweet Little Blues
◎ジャキーン! 〜 『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編(長田悠幸×町田一八)

■Vivie meets 大村孝佳
■TC Electronic Polyutune 機能性の美学。

■New Products Review