こころの疾患と香り 香りで美と健康シリーズ
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著者は精神科医、大学の教員としてうつ病などの研究、臨床に携わり、研究テーマの1つである精神神経免疫学の応用として香りの研究にも関わるようになった。動物実験によって得られた香りの抗ストレス作用、抗うつ作用、抗不安作用、睡眠に対する作用を科学的根拠としてうつ病、不眠症に対する臨床応用にまで進んだ。著者の精神科領域における香りの応用は国際的にみても先駆的である。本書では、著者が先駆的に研究を進めた経過と成果を示すとともに、多方面での香りの活用実績も紹介し、香りを用いる意義と展望を示している。さらに、アロマの実践で遭遇することが多い精神疾患についてもわかりやすく解説していて、正しい対応を理解できる。