司法書士試験攻略法9 合格への必要条件 不登法記述式篇2
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司法書士の栗原庸介です。
本書をお読みいただき、真にありがとうございます。
私は、平成25年度の司法書士試験に全国3位で合格しました。
(ちなみにあと1.5点取れていれば1位でした…。)
そして今は司法書士として独立開業して実務をこなしつつ、資格の予備校TAC池袋校専任講師、オートマ実行委員会委員を務めております。
先日、早稲田経営出版より、
「この男、司法書士。
サラリーマン不適格!
借金300万円から全国3位合格まで駆けあがった男」
(以下、「この男、司法書士。」と表記します。)
を上梓致しました。
司法書士試験に本気で合格したいなら必ず知っておきたい、有益な情報がふんだんに盛り込まれた1冊です。
司法書士受験生の方はもちろん、
本当はサラリーマン人生に疑問を抱いている方、
資格で人生一発逆転ホームランを打ちたいと考えている方、
すべての方にお勧めできる1冊であると自負しています。
これまでになかったタイプの本です。
まだお読みでない方は、ぜひ以下のサイトからお買い求めください。
早稲田経営出版のサイト↓
https://bookstore.tac-school.co.jp/book/detail/54315/#book-datails
Amazonのサイト↓
https://www.amazon.co.jp/dp/4847143159
「この男、司法書士。」は、あのオートマシリーズで有名な山本浩司先生にご監修いただきました。そのおかげで、とてもすばらしい内容になりました。
さて、前置きが長くなりました。
本シリーズ「司法書士試験攻略法」は、TAC講師やオートマ実行委員という立場を離れ、あくまでも司法書士栗原庸介個人として、司法書士試験に本気で合格したい全ての方に向けて執筆するものです。
「この男、司法書士。」をお読みいただいていることを前提として、そこに入らなかった内容を補うものとお考えください。
第1巻「直前期の考え方・過ごし方篇」では、そのタイトル通り主として直前期について知っておいてほしいこと、心構えについて記しました。
第2巻と第3巻は、問題集・要点まとめ集として、司法書士試験に本気で合格したいなら当然知っているべき項目について、精選して取り上げました。まさに合格のための必要条件を記しました。学習の仕上げにぜひご活用ください。
第4巻と第5巻は、後見業務の法改正と重要判例を取り上げました。
第6巻では、近年難化傾向にある民事訴訟法を取り上げました。
第7巻では、世間ではマイナー科目と称されている7科目のうち、民事訴訟法以外の科目を扱いました。7科目をしっかり対策することが司法書士試験合格のために極めて重要であり、マイナー科目と呼ぶべきでない、ということについては「この男、司法書士。」に詳しく書きましたのでここでは省略します。
第8巻、及び第9巻となる本書は、不動産登記法の記述式試験を扱います。
平成28年度の司法書士試験では、不動産登記法記述式のボリュームが非常に大きく、時間内に午後試験が解ききれないという方が続出、結果択一も記述も基準点が大きく下がる結果となりました。
この現象は、実力のある人を見極めて合格させるという試験本来の目的に照らすと、あまり好ましいことではありません。そこで平成29年の試験はこれを反省し、おそらく平成28年と比較すればボリュームは小さく、割と基本的な出題となるでしょう。
記述式試験とはどういう試験なのか。どうすれば試験にパスできる実力がつくのか。それは、前掲の「この男、司法書士。」に詳しく書きましたので、ぜひ読んでほしいですが、一言でいうと「基礎・基本の徹底」ということに尽きます。特に平成29年度の本試験はその傾向が強まるものと思われます。
そこで本書では、基礎・基本の充実を図るための、本質を抉るような設問を収録しました。記述式試験の実力はもちろん、択一試験にも通用する実力が身につくことでしょう。
では、早速始めましょう。