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ペルソナ作って、それからどうするの? ユーザー中心デザインで作るWebサイト

価格: ¥2,940
カテゴリ: 大型本
ブランド: ソフトバンククリエイティブ
Amazon.co.jpで確認
実践的ではなく、理論的 ★☆☆☆☆
評価は星1つですが、内容が悪いということではなく、タイトルが実践的であるにも関わらず内容がそうでないことからそのような評価にしました。著者が大変有能な方で、教養がある方であり、デザインとは何か?ウェブにおけるデザインとは何か?ユーザビリティとは何か?ペルソナとは何か?について論理的且つ体系的に考えてみたい、学んでみたい方には非常に良いと思います。他方、ウェブの現場で「ペルソナ作って、それからどうするんだ!?」と考えている方からすると、もっと実践的な内容を期待させるタイトルではないでしょうか。

本の最後の方になって、ペルソナから実際の設計に落とし込む際のポイントが3つ挙げられていますが、その部分においてはあまり内容が濃いとは言えませんでした。(デザインを歴史や哲学者から紐解く内容を考えれば、このあたりも濃い内容を期待しておりました)“はさみとポストイットを用意する”というあたりに前半とのギャップを感じます。

ウェブの制作に関わる者としては、異なるペルソナを両立させるために設計段階になると総花的なデザイン・レイアウト・ユーザビリティになってしまうジレンマをどのように解決させるのか?あるペルソナから単一の導線だけではなく複数導線が求められる場合にどう画面設計を作っていくべきか、日々悩んでおりますが、あまり解決の支援にはなりませんでした。
人間中心設計を回すための本 ★★★★★
人間中心設計プロセスを本来的に実効あるものとして回していくための良書。ある程度の予備知識がないと理解できず、ただある程度分かっていれば、説明がくどい部分もあって、その点が残念。とはいえ必要な部分だけ摘み読みして、十分、価値ある本。
棚橋さんの思いが凝縮 ★★★★★
簡単なハウツー本かと思って購入しましたが、
序章のはじめから、それが浅はかな考えだったと
気付かされました。

一般教養の授業に気軽な気持ちで出てみたら
ガツンと内容の濃い教授に当たった、そんな気持ちです。

もちろん否定的な意味ではなく、実務に使えるハウツー本
でありながら(プロトタイプの作成に必要なもの:はさみ、
ポストイット…とか、そんなことまで書いてある)、
ペルソナ以前に、そもそもWEBは誰のものか、WEBデザインとは何か、
何のためのWEBか、いや、「デザインする」とは何なのかを
しっかり考えなくてはいけない、その当たり前なことを
再認識させてくれる、良書なのです。

棚橋さんが「長く読まれる本を書こうと思った」と意図したとおり、
あと数回熟読した後、ずっと目の届くところに置いておきたい、
そんな良書に巡り会えました。
実践的な良書だが、文章が長い ★★★★☆
実践的で、良い本だと思う。ペルソナ法を業務に活かそうと思っている読書にとっては、ヒントになることがたくさんあり、一読の価値がある。が、なにしろボリュームが多い。著者の伝えたい気持ちが大きいせいか、同じことが繰り返し書かれていたり、少し説教的な言い回しになっていたり。インタラクションデザインに精通する人に多い傾向だが、文章がくどい。もっと簡潔に書いてくれると、読み易いのに・・・という点で、マイナス1点。
ユーザー中心デザインの教科書 ★★★★★
400ページ近い上に2段組で相当なボリュームだったが、非常に価値のある一冊だと思う。まさにこの業界、職種における日本版の「教科書」ができたといった感じ。

第一部では、これまでのユーザー中心デザイン(UCD)のバリエーションや変遷をまとめた上で、著者による日本流のUCDプロセス全体が描かれる。多くの書籍や考え方、また日本独特の文化などにも触れ、読み物としても面白い部分。

第二部では、先述の各プロセスにおけるオペレーションの具体的な方法や注意事項が丁寧に記述されている。「ペルソナの作り方」というよりは、デザインプロセス全体を一緒にガイドしてもらっている感覚で読み進めることができる。また各章末にある架空プロジェクトの事例がなかなかおもしろく、実際にどう仕事に適用していくのかをイメージする助けになった。

各文中には非常に多くの質の高いリファレンスがあり、初学者はここから読書を発展させていくことも可能だろう。そういった面においても「教科書」的な役割を果たしてくれる。

ただ実際のプロジェクトなどにおいては、お互いにこれを読みあっていないとなかなか共通認識が持てず、プロセス通りには進めにくいかもしれない。