100万枚を超えたデビュー曲「PIECES OF A DREAM」、2ndシングル「Point Of No Return」、3rdシングル「You Go Your Way」、そしてアナログ盤のみでリリースされた幻の「BROTHERHOOD」を含む待望のファーストアルバム。
強力な作家陣による言葉とメロディを、自分たちのフィルターをとおし、彼ら流のブラックミュージックとして歌い上げている。特に元スマイル・浅田信一の詞によるラストナンバーを歌う彼らの声は、世代を問わず日本人の心を包みこむだろう。(多田ライコウ)
注目点が多々あるCHEMISTRYの1st作
★★★★★
松尾潔プロデュース。彼はデビュー前の二人にSkoop On Somebodyの「ama-oto」を課題曲として本格的なR&Bの歌い方を練習させていたそうですが、そのせいかとにかくソウルなヴォーカルが完成してますね。特にハーモニーのバランスが白眉です。ここは今迄他人同士だったとは思えない意思の通った和音があります。同調性が高いお互いの声質が活きていますし、更に透明感に溢れているのがCHEMISTRYの個性に思えました。これだけ声というツールが優れていれば、作曲家陣もはりきって高い要求をこめた楽曲が作れるというものです。因みにかなりキャッチさを前面にした曲が多いですよ。
テクニックの見所は実は目立たない箇所でのしっかりしたリズム感や、和音の構成だと思いますが、大技もあります。4「愛しすぎて」での難しい「e」母音をハイノートによるロングトーンをかますのは完璧ですね、これぞプロの華でしょう。
8「You Go Your Way」10「君をさがしてた」などはその後の彼らに重要になってゆく曲。10は川口大輔本人が歌ったものも持っていますが、それと比べると相当ヴォーカルの美しさが曲のロマンチックさを高みへ昇華させていたのだと気付かせ、この二人の声は本当に凄い力を秘めているのだと発見させられました。
そして11のケイコ・リー。デビュー作でいきなりこの名前と共演できることに驚きましたし、また堂珍氏が名前に負けない演奏をしているのにも驚愕です。今作で最も歌声を堪能できるトラックで、最後のピアニシモの余韻が聴き所。一方川畑氏はDABOのラップとよくあうフロウを担います。やや硬質な声がHIPHOPのダークな曲想にいい悲哀を作っているよう。
二人の透明なこえの中にはデビュー作ならではの無垢さも光ります。綺麗に収まるだけでなくもっと歌やことばに個性が表れると、更に表現力がのびてゆくであろう将来への期待ももたせる1stです。
〜結構経ちますが〜
★★★★☆
結構前のアルバムですが、CHEMISTRYの中で一番良いのが
これだと思います。「PIECES OF A DREAM」とかメジャーな
曲が入っている他にも、「Motherland」とかがありますから。とい
うかこの曲のポイントがかなり大きいですかね〜。
ベストalbumを聴いたのなら!
★★★★★
最近、出したベストalbumを聴いてファンになった人たちに是非、この1stアルバムも聴いてもらいたい!!♪愛しすぎて、♪Motherland、♪合鍵などファンの人たちの中では名曲となる楽曲が沢山、収録されています!ベストalbumが気に入った人は、オリジナルalbumも聴いていって欲しいですo(^▽^)o
原点
★★★★★
最新アルバムがかなり気に入っているのですが、それと同じくらいこのアルバムが好きです。最近YouGoYourWayなどの曲調の曲は歌われてないので、五年たった今改めて聴きたいと思わせるアルバムだと思います。あれだけ売れたのも頷けます。完成度高いです。
このアルバムが出発点だった。
★★★★★
のではないのでしょうか。最近新しい曲も出ていますが、個人的にデビューした頃の曲の方が好きです。
『PIECES OF A DREAM』、『Point of No Return』など広く知れ渡っている曲はもちろんの事、『愛しすぎて』や『Motherland』もおすすめです。
当時の二人が今に至るまでどのように化学変化(CHEMISTRY)していったのかを説明する上で欠かせないアルバムです。
二人がかもし出すハーモニーは誰もがオーラを感じると思います。
CHEMISTRYファンになるのならここか聞き始めるべきだと思いますよ(^~^)